saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

葛城古道の彼岸花

2009-09-23 18:53:31 | Weblog
9月23日(水)大型連休最終日、葛城古道の彼岸花撮影会にでかけた。降水確率20%終日曇り、の気象予報だったが、六地蔵に着く頃には青空が覗き、蒸し暑く真夏のような感じになった。九品寺への道は程よく咲いた彼岸花で田圃の畦道が飾られ、多くのハイカーが行き交う。
九品寺へ着いて、お昼を食べると用意してきた1㍑の水が残り少なくなっていた。九品寺から一言神社への道程が長く感じるほど、炎天下の畦道は暑く、ほとんどの人が“水切れ”になった。一言神社で古風なポンプを使い、井戸水をペットボトルに満たすことができた。もう少し頑張れば、長柄交差点に自販機があったが・・・。長柄からは旧村の屋並を抜け、ポツリポツリと落ちる小雨を感じつつ、寺田橋バス停へとむかった。

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大峰山脈・上多古川上谷

2009-09-22 18:45:46 | Weblog
9月22日(火)大型連休も残り1日となった今日、PCO(フォトクラブ大峰)の若い人達に連れられて、十数年ぶりに上多古川上谷の“牛呼滝”を撮影に行ってきた。
見上げる壁の上の方では、早くも広葉落葉樹が色づきはじめ、誰とも出会うことない静かな谷歩きが楽しめた。鉄のゲートと鉄橋・鉄桟橋が数箇所できたのと足元を覆うブッシュがなくなった以外、谷は何も変わっていない。コースは少し歩きやすくなったのかも知れないが、疲れることなく歩けた。紅葉が美しくなる10月下旬、もう一度、訪れてみたくなった。

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明日香の灯火会

2009-09-21 18:08:23 | Weblog
9月20日(日)昨日の夜に続いて、今日も夕方から明日香の遺跡や旧村の中が灯火で飾られると聞いて出かけて見た。最初に亀石へ行ってみたが、暗いままだった。今日の一番人気は高松塚広場の四神と星座をイメージした光のファンタジーだという。みんな人が高松塚へ向かうようなので、反対の河原寺跡から石舞台の方へ行く事にした。
寺は全てオープン、拝観料も無料である。橘寺、河原寺跡の灯火は彩りも綺麗で人気があるようだ。河原寺跡では古代衣装を着た若者たちが、訪れる人に“一緒に記念撮影しましょう”と呼びかけていた。これも、無料とあって、沢山の親子連れや若者たちで賑わっている。旧村の静かな屋並と疎水に揺れる灯火がロマンチックな雰囲気、アマチユアカメラマンも去年に比べ多くなったようで、石舞台の“お芝居”をさかんに撮影していた。

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明日香の彼岸花

2009-09-17 17:23:28 | Weblog
9月17日(木)夕方涼しくなったころ、某鉄道会社のパンフレットを信じて藤原宮跡に咲くという“5種類200万本のコスモス”が咲いてるのか見に出かけた。柵で仕切られたう畝には、それらしき花がチラホラ・・・、時期が早かったのでしょうか?でも“5種類200万本のコスモス”は写真のイメージとは程遠い感じ、写真のように咲いた事もある。ということかナ~。
気をとりなおして明日香の冬野と稲渕へ。明日香は、やっぱり“裏切らない!”田圃の畦道には咲き始めた彼岸花と蕾が一面にひろがり、「案山子祭り」の準備も完璧。後は大型連休の中日、お彼岸に“満開”を迎えるだけになっていた。kaeru_fine/}

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武士ヶ峯から天狗倉山

2009-09-15 15:45:42 | Weblog
9月13日(日)ACEの例会に参加させて頂き、武士ヶ峯から天狗倉山を歩いてきました。昔は中庵住で前泊し、早朝、紫流ノ滝から白石山を経て武士ヶ峯へのコースが主流だったが、林道が発達したおかげで、五色谷の林道終点に帰りの車を置いて、西ノ谷林道を武士ヶ峯と高城山の鞍部までゆき、武士ヶ峯を30分でピストンできた。鞍部へもどって“桜井の仙人”が付けた「天狗倉山」への道標に従い、高城山へと向かう。植林の道は笹が枯れて見通しが良くなり、歩きやすいが“鉄砲登り”の急坂があって、ちょっと歩きづらい場所もあるが、45分程で高城山にでる。クヌギ・コナラの自然林がある山頂から天狗倉山へは急坂を下り、コブを2つ3つ踏めば最低鞍部“狼越”標高945㍍に着く。ここからは大きな露岩の横から緩い起伏の尾根を経て天狗倉山に着く。展望の無い植林の中、山想遊行の「天狗倉山」のペナントがあるだけだ。北へ進路をとって捻草峠(ネジモチトウゲ)ヘ向かうと、すぐに林道が右下に見える。五色谷林道終点からの新しい林道である。林道出合からの景観は今までの暗いイメージを一新、稲村ヶ岳から弥山・八経ヶ岳まで一望できる大展望が広がっていた。

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モジキ谷・ミオス尾

2009-09-06 14:38:41 | Weblog
9月2日(水)モジキ谷入口の駐車場には先客だろうか、スポーツカー(クーペ)が1台駐車していた。明るい日差しに小滝やナメ滝が美しく、爽やかな風は秋の気配を感じさせる。空谷出合で左の空谷へ入る。その名の通り、流れはない。F1を過ぎると谷は狭まり、F2の上で右の尾根へむかう。急登すること2時間10分ミオス尾の1,392m雨裂に出る。この頃から霧で周囲が閉ざされ、展望が得られなくなる。
今は踏跡が、それとなく分かる尾根だがシャクナゲのジャングルは変わっていない。“変わったのは俺たち!70の爺が登るコースと違うで~”第1岩峰は左にかわし、草付ルンゼから尾根へもどり、第2岩峰下を左のバンドヘ入る。左の木立でビレーをとり、草付クラックを直登、続くチムニー状凹角を登れば、この尾根のハイライトは終わり、稲村ヶ岳の肩へでる。帰路は岩本谷を下降したが“オイオイ、こんな滝あったか~?”谷は漆黒の闇、御手洗小屋の公衆電話でタクシーを呼んでも“もう寝てます”と断られ“誰や、こんなアホな山行を思いついたヤツ、反省セイ~”と叱られながらモジキ谷駐車場へもどる頭上を煌々と月が照らしていた。

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