saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

世界遺産・前鬼の里

2011-02-26 18:06:35 | Weblog
2月19日(土)~20日(日)大峰山・最後の秘境、前鬼ノ里で厳冬期本邦初公開で「寒ブリを肴に“鬼の子孫と語る会”」が開かれた。参加人員35名、文筆家・アルペンガイド・写真家・山岳会など、多彩なメンバーが各地から参集。今朝、水揚げされたばかりの10kg級のブランド寒ブリを氷見から4本持参し、大阪でも“知る人ぞ知る”板前の親方を引っ張り出し、調理すると云う懲りようである。それには理由があったのダ!、ワルイことに、采配を振った内の1人は30数年も魚卸会社の社長だった“桜井の仙人”、もう1人は奥飛騨で今も現役のアルペンガイドをやり、ログへ集まる“飲兵衛ども”に氷見の魚を食べさせるのが自慢のオヤジ。舌が肥えてる上、ウルサイときている。自分たちも調理場へ入って、トレッキング客?はホッタラカシ…。
17:00から始まった宴は当然、盛り上がり二次会・三次会に…。それでも、翌朝8:00には小仲坊をあとに、雪の閼伽阪峠~千草岳周遊コースへ。正午、暖かい日差しの下、帰途につく我々を“鬼の子孫”と蕾をふくらませたミツマタの群落が何時までも見送っていた。

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新雪の高野山

2011-02-17 18:00:26 | Weblog
2月14日(月)家を出るとき、早朝の明るい日差しを受けて出たのに極楽橋駅に着くころ、山は雪に変わり、日輪が見え隠れ、それも高野山駅では、すっかり消えて雪が降りしきるようになっていた。千手院橋から根本大塔への道は、すっかり新雪に覆われ、素晴らしい雪景色になっていた。
“朱塗りの根本大塔と降雪のコラボ”周辺の景色、何時までも離れがたく、見飽きに景色だが、12時過ぎに「奥の院」へ移動、入口の食堂で昼食を済ませ、人影も無い新雪の道を「奥の院」へと向かう。綿帽子を被った石仏、凍てついた苔をまとった杉古木など終日、雪だったが、誰にも邪魔されず、願っても無い撮影を楽しむことが出来た。

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雪の明日香村

2011-02-12 15:02:12 | Weblog
2月11日、3連休の初日、朝から降りしきる雪は明日香村を白一色にした。雪の中、早朝から多くのカメラ愛好家が訪れ、思い思いの場所に三脚を立て、撮影していたが、もう少し明るくならないと、メリハリの無い写真になりそうな感じだった。この日は村内を一巡して帰宅。
 12日、日の出を待って上平田峠へゆく。凍結した道にスタッドレスがバリバリ音を立てるが、ほとんどスリップせずにあがれた。すでに先客が1人、三脚を立て、二上山方面に狙いを定めていた。金剛山・葛城山から二上山に光が当たりはじめ、比較的透明感のある風景をみせてくれた。見慣れた景色なのに、やはり、朝は何だか新鮮な風景に見える。帰路、南渕の棚田から見た多武峰方面の雪景色が印象的だった。

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