saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

金剛山・丸滝谷

2012-09-22 18:14:02 | Weblog
9月22日(土)エスカルゴ山の会の例会に参加させて頂き、丸滝谷へ出かけた。担当LはⅠ氏、痩せても枯れても関西登高会の元クライマー、決して普通のハイキングなどは計画して頂けないのダ~。そういえば、今年の夏はアイガー東山稜(現地ではミッテルレギ稜)へ行ったが悪天候で断念し、代わりにメンヒをガイドレスで登ってきたらしいとの噂。林道歩き25分、鉄板の橋を渡ると山道になるが、正面の登山コースと違い、静かなものである。石ブテ東谷出合の滝を左に見送り、小滝の連瀑帯を過ぎたあたりまでカニコウモリ、オタカラコウなど、初秋の花咲く沢道を誰に出会うことなく楽しめた。二つ目の枝谷を過ぎた滝の近くで後続の4人組に先をゆずる。オタカラコウの咲く丸滝谷左俣分岐へ立ち寄り、この谷の名前の由来となった丸滝に敬意を表し、撮影したのだが“丸滝のタヌキ”に又も嫌われたのか、少しピントが甘い写真になってしまった。上ノ丸滝へくると、先ほどの四人組が取付ところだった。しばし、滝頭の通過を待ち、我々も滝頭からⅤ字の狭く水量の途絶えた沢を伝う。六道ノ辻、大日山を経て、ミソハギ?の咲く人家の横から山頂の茶店へ。待望のナマチューで乾杯!昼食の後は怪しくなった空模様を気にしながら、細尾谷を下った。

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曽爾高原・倶留尊山

2012-09-14 14:44:15 | Weblog
9月13日(木)奈良県・三重県とも終日晴の天気予報、気温は34℃度の予報。朝早く出るつもりが、少し寝過ごし、9:00帰着予定点の長尾峠着。今日の目的は三つ、お亀池近くの“ナンバンミセル”の撮影とススキの生育状態の確認、ついでに何処まで腰痛に耐えられるかのテスト歩行だ。最初の目的、ナンバンキセルの花は予測通り、美しく咲き、今が見ごろだった。まだ、咲き始めサワギキョウをお亀池の中に見て亀山峠に向かう。上から見る限りススキの生育は順調のようだ、10月の中ごろには見事な銀浪を俯瞰できそうだ。
亀山峠からは階段道の下り、石畳に変わると林道終点に合し“50㍍先トイレ”の看板を見て“くろそ山荘”を左にする。トイレが見当たらないので畑仕事をする人に聞くと、池ノ平売店(閉店中)の先、中太郎分岐にあるという(少なくとも300㍍は離れてる)。分岐を左にし、舗装路を道なりに行くと右に人家を見てT字路にでる。西浦峠への道標は無いが、左へゆけば金網のゲート(2~3年前には無かった)があり、古い道標が残る。林道ゲートから20㍍先、西浦峠への案内板から左の登山道をゆく。途中、登山道整備の方3~4人に挨拶し、亀山集落からと思われる新しい林道を横切り“七曲”を経て、西浦峠にでる。あまりの暑さに峠の新しいベンチで長めの休憩。
倶留尊山・三ツ岩への分岐に荷物を置き、三ツ岩を往復、残念ながら逆光で霞がかかり、写真にならなず。分岐から鞍部へ下り、一気に急坂を登る。途中、携帯が鳴り、電話が通じることが分かった。入山料徴収小屋からモノレール沿いに倶留尊山の頂へでると若者の男女5人が店を広げていた。展望は雑木が茂りイマイチだがビールで乾杯。若者達が下山すると、もう誰もいない。曇り勝ちになった空に急かされ、ニホンボソから亀山峠を経て、亀山、長尾峠へとくだる。あとは痛めつけた腰を癒しに“お亀の湯”へと向かった。

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