音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

オペラ「椿姫」@出雲③

2010-06-28 | 音楽
~「椿姫」いよいよ本番1週間前~
昨日はメインの出演者もそろい、通し稽古が行われる。
舞台監督、音楽監督、演出家、指揮者、キャストのみなさん、合唱団、オーケストラ、
実行委員会メンバー、他、多くの人が関わるオペラ。
全員が「いいものにしよう!」という気持ちが高まってる中での練習は
とてもいい緊張感がある。

キャスト・メインのお三方は、特に素晴らしい
ヴィオレッタ役のソプラノの菅英三子さん。
アルフレードとジェルモンは島根出身の経種廉彦氏と福島明也氏。
歌、演技、存在感、そしてオーラプロ中のプロ、さすが!

合唱団には驚かされた。
通し稽古後のダメだしで、マエストロNに渇
「回転数をあげて!」
「からだを作って!」
汗を飛び散らせながら全身で棒を振り、大声をあげるミラクル指揮で
なんと激変
別の合唱団と思うような素晴らしい歌声に、オケメンバーからも拍手

私が心待ちしていた大阪からのゲストメンバーMIDORI大先輩登場。
100年ぶりの再会に思わず感激の涙が出そうになったほど・・・

恐れ多くも隣の席・・・
今も第一線で活躍してるMIDORIさんから「プロフェッショナルな流儀」を
伝授してもらおうと、初心にかえって臨んだトップサイド。

ガイドを記入しわかりやすく作成する楽譜
演奏上の秘術的なことをはじめ、様々な注意点
他のパートとの密なやりとり
後ろのメンバーへの気遣いや配慮
音の作り方やバランス
奏法のこと

意識、こだわり、ルールなど、
「オペラのオケ」のマナーも含めて、学び満載。
いつ、どこにおいても、自分の役割を把握し、
すべての音にこだわりを持つ姿勢も、すごい。
そして、何より、真剣かつ楽しんで演奏してるのも大事な点のひとつ。

そんなバリバリバイオリニストのMIDORIさんも
バイオリンを置いたら、昔以上に飛んでる
聞いてはいたが、想像以上にパワーアップしてるのにも最初はびっくり
好奇心旺盛、ボケと突っ込み絶好調、話題が豊富で走る走る~~~~
とにかくめちゃおもろい
島根色も混ざってる私としては複雑な心境だが、大阪魂に火をつけて
次回は負けずにいきまっせ~。

長丁場の練習のおかげで、他のメンバーとも親しくなっていき
雰囲気、居心地がよくなってきた。
チームワークはサッカーだけの話ではなく、音楽も同じ。
スタッフの皆さんの熱さ、やる気に負けないように、
私も回転数あげあげでいかねば

土曜日の様子~ステージセッティング風景~


舞台手前オケピット、本番のときはもっと下がるため、
客席からはまったく見えない状態になる



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