11月13日(土)・14日(日)小海リエックスホテルで北八ヶ岳・小海 星と自然のフェスタが開催されました。
コロナ禍でこのようなイベントをおこなうのは久しぶりということと、当日は天候も良く、イベントを待ちかねたこともあったのか多くの方が会場を訪れて賑わいました。参加された方を見ていますとみなさん楽しそうにされていたのが印象に残りました。今回は20㎝クーデ式望遠鏡を搭載したアストロカー ・ドリームスター号も会場にやってきて、太陽Hα像、月・惑星などを見せていました。アストロカーは一般のお客様には好評だったようです。
弊社ブースはMX-HD赤道儀をZWO ASI AIRを接続した電視観望仕様、200㎜F3.2反射系アストロカメラ搭載仕様、8㎝ED鏡筒を搭載した観望仕様、太陽スペクトル観測装置を組み立ててご覧いただきました。なお、予定していた大型モデル・関連製品につきましては昨今の世界的な半導体不足・製造の遅れの影響のために展示が間に合いませんでした。この件につきましてはお詫び申し上げます。なおこちらについては進展がありましたらホームページ・ブログで紹介していきますので期待いただければ幸いです。
8㎝ED屈折鏡筒を搭載した観望仕様はMX-HDの特徴を活用し、太陽を使って極軸を合わせ、金星・ベガ・アークトゥルスをご覧いただきました。現地は透明度が良いので、青空の中に輝く天体を見ていただいた方には好評でした。電視観望仕様はZWO製CMOSカメラ・300㎜F2.8望遠レンズを取りつけあり、タブレットで導入・撮影をおこないM31やM33をご覧いただきました。月夜にも関わらずよく写っていたので昨今の電視観望の威力を見せつけてくれました。200㎜F3.2反射系アストロカメラを搭載仕様は搭載量が多いにも関わらずMX-HD赤道儀はスムースに動作することを見ていただきご覧いただいた方にもここまでできるのかと関心いただきました。本機材で撮影したM33銀河とチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の画像を参照いただければ幸いです。
久しぶりの開催ということもありましたが、ブースには多くの方が訪れ、製品をご覧いただいたり、いろいろとお話をさせていただきました。コロナ禍ではオンライン形式で紹介することもしましたが、やはり実機を見ていただきたいなと思っていたので出展ができて良かったです。
あらためてブースにお越しいただいたみなさまにはお礼申し上げます。
来年も新たな機材を用意して小海町でお会いできればと思います。
MX-HD赤道儀
http://gototelesco.co.jp/mxhd.html