弊社が加盟している日本望遠鏡工業会では定期的に関係者を対象とした勉強会を開いていますが、昨日は国立科学博物館の中島 隆氏を招き双眼鏡に関する講演を行ないました。
中島氏はライフワークとして国内外の双眼鏡について蒐集、調査、研究をおこない、月刊天文で連載もしていたことは双眼鏡愛好家のみなさんもご存知のことかと思います。
2時間ほどの講演でしたが、海外・国内の双眼鏡開発史、人物、企業、実機の構造などこのままいくと徹夜になってしまうのではというくらい盛りだくさんの内容で終始圧倒されました。またここまでいくともはや「双眼鏡道」という世界で、双眼鏡という光学機器の奥深さを改めて感じた次第です。
また、中島氏の講演で気付いたのは広角双眼鏡についてもとてもこだわりがあり、弊社のStarCruiseシリーズような広角のコンセプトはあらためて双眼鏡では重要な要素だと思いました。
今回は第二次世界大戦までくらいの話なので、ぜひ続きを聞きたいと望遠鏡工業会にリクエストをしたのは言うまでもありません。
あと双眼鏡関連でPRですが、11月1日(土)・2日(日)で開催されるジャパン バードフェスティバルでは昨年に続きトミーテックBORGブースでStarCruise842の実機を展示いたします。弊社の性格上は天文マニアの方にお求めいただく方がメインですが、ネットや口コミでバーダーの方からもご用命が増えました。この機会に実機を見るチャンスなのでぜひご来場いただければ幸いです。(kon)
(ジャパンバードフェスティバルでの展示について)
http://gototelesco.co.jp/jbf2014.html