ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

パニッシャー(ジョナサン・ヘンズリー監督)

2008-01-06 | Weblog
ストーリー;FBI捜査官が武器密輸の取引でマフィアの息子を射殺。その復讐としてFBI捜査官の家族も殺害され、再びその復讐に躍り出るが…。
出演;トーマス・ジェーン、ジョン・トラボルタ、ロイ・シャイダー
コメント ;粗筋は「モンテクリスト伯爵」に非常に良く似ている。ただこの映画は他のアクション映画と異なり、潜入しているアパートメントの隣人たちもよく描かれている。太ったイタリア系アメリカ人、元アルコール中毒だったダイナーの女、ビデオマニアのやせぎすの男。この3人がかもし出す得たいのしれない共同体の感覚が漫画の「めぞん一刻」に似ていていいのだなあ。「めぞん一刻」でもアパートの壁がぶち破られるがこの映画でもぶちやぶられたりする。で、ラストのアクションシーンでも弓矢を使って音を消したり、地雷のオリジナルな使用方法で敵を殲滅したりと工夫がいろいろ凝らされている。画面構成というよりもアクション独特の仕掛けが見事。さらに車両にもいろいろな改造を加えるのだがこれがまたクリント・イーストウッドの映画からさらに発展させたような見事な改造車。この「防御」のための工夫というのが、人間味があるアクションスターをかもし出しててて面白い。監督のジョナサン・ヘンズリーはかなりの「アクション奇作品」である「60セカンズ」「コンエアー」などの製作でも有名。これもまたハリウッドらしくない奇作といえるのではなかろうか。

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