金沢からイカ大好きの友人が来るという。
イカ刺しを馳走するに5杯もあればいいだろうと散歩がてら、午後から出かけた。
いつもの輪島の磯。
曇り空で雨が降りそうだったが、海は凪いでいた。
あまりいい状況ではないがイカ刺しくらいは釣れるだろうとキャストを始めた。
その一投目。
まだ集中出来ていなくてエギがどのくらい沈んだか分からないまましゃくった。
と、
根掛かり。
うっひゃ~!!最初から。
二三度しゃくっても外れない。
仕方ない。
ドラグを一杯に締め込んでラインを引っぱった。
と・・・
根が動いた。
あんららら~~~、イカだった。
根掛かりだと思ったらイカだった、ということはよくあるが
そんな時は大抵ワンランクサイズがデカイ。
重かった。もわーっと上がって来る。
そしてギュィーン、ギュィーンと強烈なジェット噴射。
こんなデカイのが掛かることは滅多にないことであって、自分の中では、うわーっ!!あんりゃー!!はずれんなー!!と大騒ぎの大事件で
願わくばもっとじっくり時間をかけてこの大事件を味わいたいのだが、事実はいともあっさりと終わってしまう。
たったの15秒ほどか。
抜き上げるとロッドがハゲシク折れ曲がり、それが抜き上げの限界のように思えた。
堂々としたオスだった。
早速測ってみた。
胴長22センチ。
前回、今季最大の20.5センチだったが、今回更新である。
毎回更新は嬉しいものがある。
ひょっとしたら今日は大物が釣れる日か・・・
気持ちは弾んだが、
その後、サッパリであった。
アタリさえない。
一時間後、全く反対の方向へ投げてひとつ。
18センチ。
(勢い良く水を噴出した瞬間。分かるかな。元気がいい。)
その後、またサッパリ。
キャストを続けるうち、ひとつの考えが浮かんで来た。
今、輪島の釣り具屋さん「しおたに」でイカダービーが行われている。
輪島の釣り師たちは毎年それに参加して盛り上がっている。
が、小生は一度も参加したことがなかった。
10月は例年展覧会で遠方へ出かけることが多く、釣りに集中出来ないのと、
競技というのが基本的に好きではないからだ。あくまでも自分のペースでのんびりやればいいと。
しかし、たまにはみんなと大きさを争うというのも遊びのひとつである。
折角、輪島に住み、釣りが出来る環境にいるのだから参加しない手はない。
ともあれ、この22センチがどのくらいのレベルなのか知りたかった。
しかし、ダービーはイカ3杯の合計重量で競うのだから、参加するにはもう一匹必要だ。
後一匹、まあまあのやつ、20センチクラスを釣りたかった。
しかし、この一匹が釣れない。
本当に渋い。なんちゅう渋さだ。このやろー。
一時間半後、エギを替えてみた。
初めて使うやつ、エギリー、ダートマックス、オレンジ。
なんとなく面白そうなエギなので手に入れていたのだが
信用がないので使ったことがなかった。
真正面にフルキャスト。
沈みがアオリーQより幾分速いようだ。
底あたりでしゃくってみる。
水を噛んだ手応えは軽い。
海中でどんな動きをしているのだろう。
アイの位置が上なので異次元のダートアクションをするらしい。
異次元のダートアクションとは何だ?
よく分からん。
軽く動いていることは分かる。
と、
ゴッと乗った。
久しぶりのイカの手応えだ。
いや、ダートマックス、釣れるんである。
20センチだった。
まあまあだ。よし。
その後、数投するも、それ以上釣れそうもなく切り上げた。
そして、塩谷釣り具さんへ。
久しぶりの塩谷さんである。
早速、ダービー参加の申し込み用紙を書いていると
ひとりお兄さんが入って来て釣ってきたイカを秤に載せた。
いやあ、でっかい!!
なんと、700グラムを越えていた。
胴長は恐らく24センチか。
なんかな、小生の22センチなど話にならんではないか。
ちょい、テンションが下がる。
でも、しかし、量ってもらう。
499グラムだった。
そのお兄さん、やはり一投目でかかったのだという。
興奮を抑えているが、流石に嬉しそうだった。
彼はすでに参加していたので、以前釣ったやつとこのでかいのを入れ替え、暫定トップだったエギンガーさんを抜いてトップに躍り出た。
でもダービーは今月一杯まで。まだこれからだ。
エギンガーさんのことだから、きっと抜き返すに違いない。
小生の3杯の合計は1140グラム。暫定4位となった。
ふっふ、なんか楽しいね。
まあ、ぼちぼちと自分のペースでやって、デカイの釣れたら持ってこよう。
楽しみがひとつ増えた。さて、何等賞になるか。
いろいろ景品もあるらしい。
友人のためのイカ刺し大会はこの3杯で充分の量だった。
イカ刺しを馳走するに5杯もあればいいだろうと散歩がてら、午後から出かけた。
いつもの輪島の磯。
曇り空で雨が降りそうだったが、海は凪いでいた。
あまりいい状況ではないがイカ刺しくらいは釣れるだろうとキャストを始めた。
その一投目。
まだ集中出来ていなくてエギがどのくらい沈んだか分からないまましゃくった。
と、
根掛かり。
うっひゃ~!!最初から。
二三度しゃくっても外れない。
仕方ない。
ドラグを一杯に締め込んでラインを引っぱった。
と・・・
根が動いた。
あんららら~~~、イカだった。
根掛かりだと思ったらイカだった、ということはよくあるが
そんな時は大抵ワンランクサイズがデカイ。
重かった。もわーっと上がって来る。
そしてギュィーン、ギュィーンと強烈なジェット噴射。
こんなデカイのが掛かることは滅多にないことであって、自分の中では、うわーっ!!あんりゃー!!はずれんなー!!と大騒ぎの大事件で
願わくばもっとじっくり時間をかけてこの大事件を味わいたいのだが、事実はいともあっさりと終わってしまう。
たったの15秒ほどか。
抜き上げるとロッドがハゲシク折れ曲がり、それが抜き上げの限界のように思えた。
堂々としたオスだった。
早速測ってみた。
胴長22センチ。
前回、今季最大の20.5センチだったが、今回更新である。
毎回更新は嬉しいものがある。
ひょっとしたら今日は大物が釣れる日か・・・
気持ちは弾んだが、
その後、サッパリであった。
アタリさえない。
一時間後、全く反対の方向へ投げてひとつ。
18センチ。
(勢い良く水を噴出した瞬間。分かるかな。元気がいい。)
その後、またサッパリ。
キャストを続けるうち、ひとつの考えが浮かんで来た。
今、輪島の釣り具屋さん「しおたに」でイカダービーが行われている。
輪島の釣り師たちは毎年それに参加して盛り上がっている。
が、小生は一度も参加したことがなかった。
10月は例年展覧会で遠方へ出かけることが多く、釣りに集中出来ないのと、
競技というのが基本的に好きではないからだ。あくまでも自分のペースでのんびりやればいいと。
しかし、たまにはみんなと大きさを争うというのも遊びのひとつである。
折角、輪島に住み、釣りが出来る環境にいるのだから参加しない手はない。
ともあれ、この22センチがどのくらいのレベルなのか知りたかった。
しかし、ダービーはイカ3杯の合計重量で競うのだから、参加するにはもう一匹必要だ。
後一匹、まあまあのやつ、20センチクラスを釣りたかった。
しかし、この一匹が釣れない。
本当に渋い。なんちゅう渋さだ。このやろー。
一時間半後、エギを替えてみた。
初めて使うやつ、エギリー、ダートマックス、オレンジ。
なんとなく面白そうなエギなので手に入れていたのだが
信用がないので使ったことがなかった。
真正面にフルキャスト。
沈みがアオリーQより幾分速いようだ。
底あたりでしゃくってみる。
水を噛んだ手応えは軽い。
海中でどんな動きをしているのだろう。
アイの位置が上なので異次元のダートアクションをするらしい。
異次元のダートアクションとは何だ?
よく分からん。
軽く動いていることは分かる。
と、
ゴッと乗った。
久しぶりのイカの手応えだ。
いや、ダートマックス、釣れるんである。
20センチだった。
まあまあだ。よし。
その後、数投するも、それ以上釣れそうもなく切り上げた。
そして、塩谷釣り具さんへ。
久しぶりの塩谷さんである。
早速、ダービー参加の申し込み用紙を書いていると
ひとりお兄さんが入って来て釣ってきたイカを秤に載せた。
いやあ、でっかい!!
なんと、700グラムを越えていた。
胴長は恐らく24センチか。
なんかな、小生の22センチなど話にならんではないか。
ちょい、テンションが下がる。
でも、しかし、量ってもらう。
499グラムだった。
そのお兄さん、やはり一投目でかかったのだという。
興奮を抑えているが、流石に嬉しそうだった。
彼はすでに参加していたので、以前釣ったやつとこのでかいのを入れ替え、暫定トップだったエギンガーさんを抜いてトップに躍り出た。
でもダービーは今月一杯まで。まだこれからだ。
エギンガーさんのことだから、きっと抜き返すに違いない。
小生の3杯の合計は1140グラム。暫定4位となった。
ふっふ、なんか楽しいね。
まあ、ぼちぼちと自分のペースでやって、デカイの釣れたら持ってこよう。
楽しみがひとつ増えた。さて、何等賞になるか。
いろいろ景品もあるらしい。
友人のためのイカ刺し大会はこの3杯で充分の量だった。