バスツアー中の座席について 国内外そうであるように
座席表や口頭などにより後方 ・ 真ん中 ・ 前方と
大雑把でも割振り 公平に交代し数日間巡るというもの。
新潟から富山 ・ 福井 ・ 石川と北陸路バス巡りの先月もそうだった。
座席指定の無かった初日の我ら4人は 最後尾を陣取っていた。
顔ぶれをチェック済のガイドさんは翌日から席順をバスに貼り出した。
二日目は真ん中 最終日は当然ながら乗り降りそばの 特等席。
新幹線の帰路駅も間近となり~ バスは最後のサービスエリアに休憩。
早目にバスに戻っていると ” お財布を無くしてしまって。。。 ”
点呼ギリギリまで探していたグループの嘆きが乗り際にしっかり聞えた。
そうだったのかぁ~ まさか 失意を救うべく生き証人ゴロになるとは。。。
買物するでもなく時間つぶしに
お土産品売り場をブラついてると
淡い緑色上下の作業服を着た
40代位の男性がレジ係に近づき
” これが落ちてました ”
男物とわかる大層ふくらんだ年季入り
茶色い二つ折りの札入れを
女性に届けるところを目撃していたからだ!
そんな素晴しい善意の全容を話すと
ガイドさんと紛失男性は 売場へ走った。
数分後お財布を手にお礼の会釈をし
バスは 少し遅れ出発した。
お財布を届ける現場に居合わせたこと 一番真ん前の座席だった偶然!
家でも優しいパパだろう拾得者に ご報告したい善意リレーとなった。