えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

自衛隊幹部のみなさまのご挨拶(110831)

2011-09-07 23:03:42 | 国防について
■統幕長メッセージ(110831)

8月31日をもちまして、3月11日に発生した東日本大震災に係る大規模震災災害派
遣が終結しました。防衛省・自衛隊全体としての大規模な活動は終了することになりま
すが、現在も生活支援等を実施している福島県内での活動については、当面の間、陸上
自衛隊東北方面隊が継続いたします。

 原子力災害派遣については、緊急時の対応に万全の態勢を維持しながら、避難住民の
方々の一時立入等、ニーズに応じた支援を継続してまいります。

今回の災害派遣では、自衛隊は初めて統合任務部隊を編成し、3自衛隊がその能力を結
集し昼夜を問わず任務を遂行してまいりました。被災地の厳しい環境の中、現場の部隊
は地元自治体や関係機関と綿密な調整を行いながら活動し、それを全国の部隊・隊員が
支えてまいりました。

また、災害発生と同時に米国から陸・海・空・海兵隊で編成されたジョイント・サポー
ト・フォース1万6千人が派遣されました。被災地での懸命に活動する姿に日米の絆を
改めて認識する同時に、心から感謝を申し上げたいと思います。

さて、今回の震災対応を通じて、我々は数多くの教訓を得ました。この貴重な教訓は災
害対応のみならず、不測事態、有事に活かしていかなければならないと考えています。
我々は、自衛隊としての原点を常に振り返りながら、今日に即応し、明日に備え、国民
の皆さまの安心安全に全力を尽くしてまいります。

    
平成23年9月1日

統合幕僚長
陸将 折木良一


■空幕長あいさつ

8月31日、東日本大震災に係る大規模震災災害派遣の終結に関する防衛大臣命令が
発出されました。これを受けて、航空自衛隊においても、3月11日から170余日に
及んだ災害派遣活動を終了することとなりました。この間、航空自衛隊は、人命救助を
主体とした応急救援活動及び行方不明者の捜索、被災者の生活支援を主体とした応急復
旧活動を実施して、自治体及び被災者からの多種多様な要望に応えるため、誠心誠意、
持てる力を最大限に発揮して対応してまいりました。

 この場を借りまして、これらの活動の実施に際してお寄せいただいた国内・国外から
のご支援とご声援に、航空自衛隊を代表して心より感謝申し上げます。そして、東日本
大震災において「トモダチ作戦」の実施により力強い支援を提供していただいた米軍と
は、更なる共同態勢の充実を図っていきたいと思います。

 さて、8月29日から31日までの間、英国空軍参謀長ダルトン大将が来日し、市ヶ
谷、千歳、入間、目黒の各基地を訪問しました。ダルトン参謀長とは幅広い意見交換を
行い、航空自衛隊と英国空軍の交流を更に深化させていくことが必要であるとの認識を
共有いたしました。今回の訪問を通じて、相互の信頼と協力関係を充実、強化させるこ
とができたものと思います。

 航空自衛隊では、今後も、本年7月に戦闘機による共同訓練を初めて実施したオース
トラリアをはじめとする各国空軍との防衛交流の充実を図り、地域の安全保障環境の安
定化にも貢献していきたいと思います。

 我々は、今後も「国民に信頼される、より健全で精強な、そして明朗闊達な航空自衛
隊」を目指してまいります。  


航空幕僚長
空将 岩崎茂

http://www.mod.go.jp/asdf/about/message01/


■艦隊司令官あいさつ(自衛艦隊HPより)

本年23年8月5日に就任しました自衛艦隊司令官の河野です。

はじめに、本年3月11日に発生した東日本大震災において亡くなられた方々に対し、
哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

さて、今日の国際社会では不確実・不安定な要素が益々顕在化してきており、一国の
みで我が国の独立と平和を維持することは困難です。また、四面環海の海洋国家である
我が国は、輸入の99%以上を船舶輸送に依存していることから、海上交通の保護は、
我が国の生存と繁栄に直結する死活的な問題であるといえます。

自衛艦隊は、海上防衛の任を担う第一線部隊として、53隻の護衛艦、13隻の掃海艦
艇、16隻の潜水艦と約230機の航空機を保有しています。私は、「精強・即応」、「日
米共同・統合運用の深化」、「伝統の継承」を勤務方針として自衛艦隊の隊員一人一人
を牽引し、陸・空自衛隊や米海軍との綿密な連携のもと、「海上交通の保護」という任
務に日々まい進しています。

ソマリア沖・アデン湾においては、海賊対処法(当初は海上における警備行動)に基
づき平成21年3月14日から護衛艦2隻を派遣し、本年8月5日までに計269回、延べ2072隻
の船舶の護衛任務を無事完遂しました。また平成21年6月から、航空隊初の海外任務と
して、P-3C哨戒機2機がアデン湾の警戒監視飛行を開始しております。さらに本年6月
には、ジブチ共和国において、派遣航空隊の新活動拠点が、本格的な運用を開始しまし
た。今後も引き続き、関係各国等と綿密に連携して当該海域の海賊行為の未然防止に努
め、海上における公共の安全と秩序の維持を図ってまいります。

一方東シナ海をはじめとする我が国周辺海域においては、日々軍事力を強化しつつあ
る中国などを代表とする各国海軍等の活動に対し、適切な警戒監視活動を実施し、海洋
における我が国のプレゼンスの維持に努めます。

自衛艦隊は、これからも千変万化する海上において、海に対する敬愛と畏怖の念を忘
れることなく、今後ともこれらの任務に誠実かつ実直に対応して参ります。本ホームペ
ージでは、各種任務に対応している自衛艦隊の実情と活躍の一端に触れていただき、自
衛艦隊、ひいては海上自衛隊に対する益々の御声援を頂ければ幸甚に存じます。


海上自衛隊自衛艦隊司令官 海 将 河野 克俊

http://www.mod.go.jp/msdf/sf/about/cinc.html


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■わが国に必要な陸軍力

わが国周辺の不透明・不確実な安全保障環境、世界的に軍事力の役割が増大する傾向に
踏まえて、陸上自衛隊は、わが国の平和と独立を守るため、3つの大きな役割を果たし
ています。

(1)新たな脅威や多様な事態への実効的な対応

 ⇒新たな脅威や多様な事態は、予測困難で突発的に発生する可能性があるため、事態
  の特性に応じた、即応性や高い機動性を備えた部隊などを、事態の特性やわが国の
  地理的特性に応じて編成・配置することにより、これらに実効的に対応していま
  す。

(2)本格的な侵略事態への備え

 ⇒わが国に対する本格的な侵略事態が生起する可能性は低下する一方、新たな脅威や
  多様な事態への対応等が求められることから、装備・要員の見直しを行いました。

  同時に防衛力の本来の役割は本格的な侵略事態への対処であり、また、その整備が
  短期間になし得ないことから、本格的な侵略事態に対処するための基盤的な部分を
  保持しております。

(3)国際的な安全保障環境の改善のための主体的・積極的な取組

 ⇒国際平和協力活動の範囲は非常に幅広く、自衛隊のみならず、政府全体として取り
  組んでおりますが、陸上自衛隊は、自己完結性、組織力などの能力を生かし適切に
  取り組むため、平素から教育訓練体制、所要の部隊の待機態勢等を整備するととも
  に、迅速に部隊を派遣し、継続的に活動するための準備をしています。
  
  また、平素から諸外国陸軍等との2国間の安全保障対話・防衛交流を積極的に推進
  しています。

陸自HPより抜粋
http://www.mod.go.jp/gsdf/about/roles/index.html


■わが国に必要な海軍力

わが国の国土は、ユーラシア大陸の大国と近接し、大陸東北部から太平洋へ通過するた
めの戦略上の要衝を占める場所に位置しています。また、細長い弧状の列島で、長大な
海岸線と多くの島嶼を有しています。さらに、その狭隘な国土に多くの人口を抱え、
特に都市部に産業・人口が集中し、経済の発展に不可欠である重要施設が沿岸部に多数
存在するなど、安全保障上の脆弱性を抱えています。

わが国周辺地域には、現在もなお不透明・不確実な要素が残されており、万一他国から
の侵略を許した場合、国民の生命・財産の損失の大きさは計り知れないほど甚大です。

一方、自由貿易体制に基盤を置くわが国の安定、発展のためには、国際的な安全保障環
境の安定が不可欠です。とりわけ、わが国は原油の約9割を中東に依存するなど資源の
多くを海外に依存していることから、海上交通路を行き交う商船等の安全確保を含む
海洋の安定的利用はわが国にとって死活的に重要なのです。

自衛艦隊HPより
http://www.mod.go.jp/msdf/sf/about/index.html


■わが国に必要な空軍力

防衛力は、外部からの侵略を未然に防ぎ、また万一侵略を受けた場合、それを排除する
国の意思と能力を表すものです。その機能は、他のどのような手段によっても代えるこ
とはできません。

その中にあって航空自衛隊の防衛力は、戦い全般の行方を決める大きな力です。
空において相手の戦力を上回り、大きな損害を受けることなく作戦を遂行する(これを
「航空優勢」と呼びます)ための、中心的な役割を担っています。

「航空優勢」は陸・海作戦にも大きな影響を与えるものですから、その意味で航空自衛隊
は、日本の防衛の「鍵」といえます。また領空へ侵入してくる航空機へ戦闘機を緊急発進
させるなどの措置は、他の組織が代わることのできない大切な役割です。

航空自衛隊は、日本の平和と安定、そして独立を守るため、日夜、任務を遂行していま
す。

航空自衛隊のミッションは以下の3点に集約できます。

(1)防空
空からの侵略に対して、できる限り国土から離れた空域で迎え撃ち、国民と国土の被害
を防ぎます。敵に大きな損害を与え、敵の空からの攻撃が継続するのを困難にするよう
に努めます。

(2)大規模災害等各種事態対応
大規模災害などの事態が起こった場合、人の命や財産を保護するため、各都道府県など
と連携して、航空機などによる偵察や連絡要員の派遣、人員・物資の輸送などを行いま
す。

(3)安全保障環境の構築
国際平和協力業務を通じて、国際平和のための取り組みを進めています。また、国際緊
急援助活動などで国際協力を推進し、国際社会の平和と安定のために様々な取り組みを
積極的に行っています。これら任務を確実に遂行することで、内外から真に信頼される
組織を目指しています。


空自HPより
http://www.mod.go.jp/asdf/about/role/ninmu/

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シナやロシアがしょっちゅう領空侵犯、領海侵犯するんで、自衛隊のみなさまは大忙し!

そんななかでも、災害が起こったら、日本のどこであろうと、迅速に救助に向かいます。

ほんとうにありがとうございます!

もっと、人員ふやしてあげてほしい。せめて、彼らが働きやすいように、法整備を改正するとか、やってあげてください。お願いします!←だれにお願いすればいいんだ??民主じゃむりだしな・・・(泣)

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