えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

TPP動画 書き起こし

2011-11-09 23:32:10 | 外交、国際関係
TPP、野田ブー首相が独走しそうな危険度が高まってきました。
こちらの動画かなり広まってるとおもいますが、一部書き起こしてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=buBpYJO3Vro&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=KNOHHipRgPc&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=P_nP3eCiZl8&sns=em

書き起こししたのは、
2の冒頭です。

東谷暁さんが過去の国際交渉で途中離脱した実例を挙げていたところです。これは今後の参考になる?と思い、書き起こしてみました。

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東谷:国際交渉でですね、途中でいろいろ交渉中の秘密事項を手にしてからですね、私たちは離脱します…。これは全くバカな話で。ほかの国の国際信用落としますよね。それから今回のTPPの場合にその主体になっていますアメリカが怒り狂いますね。今まで確かに、国際交渉、経済交渉の中で突然降りたってケースはあります。

一番小さなケースはアメリカ中米FTAという、CAFTAという交渉の中で、2000年代なってからですが、
コスタリカという国がですね、最終日、電気の規制をめぐってですね
「こんなのやってらんねーよ」っていって、つまりアメリカが全部を解放しろというふうに言ってしまったんで、最後までだまらしていたんですが、とうとう我慢できなくなって、席を蹴って会場を後にしたと…。これでアメリカ完全に怒りました。5年後にドミニカをいれて同じCAFTAに(コスタリカを)無理やり強制的にいれてしまったという。

それから、先ほど関岡さんがおっしゃってたOECDで、ISD条項入れようじゃないかって、アメリカが強引に96年ごろやったときに、フランスが離脱しました。しかしこの時はほかの大国がみんなフランスを暗黙の支持をしたんですね。だから他の大国が支持をしたときにある大国が抜け出すということはありえるけれども、これはほとんどの大国が支持してくれなければダメだと。

それから、もうひとつは超大国なら抜けても大丈夫です。(笑い)
私がある討論番組に出たときにですね。外務省出身の議員さんがですね
「アメリカはあえて抜け出したことが何度もある」と(言っていた)

例えば
皆さん一番ご存じなのは、これは批准しなかったって意味ですけれど。 京都議定書のですね、最終的にアメリカは批准しないで蹴ってしまった。で、非難されたけれど、国際的な何らかの制裁をくわえることはできないと。なぜかというと相手(アメリカ)がでかすぎるからですね。

で、いま問題になっているTPPの場合は、

コスタリカの例はとてもじゃないけどおよびじゃない。

二番目のほかの大国が支持してくれるか。TPP(参加国で)他に大国ありますか?ないですね。

三番目。日本は超大国か?全然ダメですね。

これは京都大学の中野剛志さんがいうんですが、『国際条約とか、国際交渉時でですね、我々が参加するっていってしまったら、それは婚約をしたようなものなんだ』
これはなかなかいい比喩でですね、僕も使っていたらですね、あるわかい人が「最近は婚約も簡単に破棄するんじゃないですか」と(笑)。バカじゃないですかと。こういうの考えてみれば、ほとんど途中で離脱することはできないと思いますね。

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こういう交渉ごとは国力が大きくものをいうのがよくわかりました。


日本真面目にほんとに大丈夫かいな!?

はやく交渉断念しろ~!!!

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