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えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

自虐史観洗脳の季節がやってきました

2011-07-16 08:40:21 | 歴史について
また自虐史観洗脳のシーズンがはじまりました。---------------
昨日の朝、NHKで若者たちが、戦争体験者に話しを聞くって番組やってました。


お年よりの話を聞いて、戦争がいかに悲惨でつらいものだったかを語り継いでいきたい

と若者が集まって体験者に直接話をきき、それをさらに後世に伝えていきたいという活動をTVが取材したもののようです。

登場した体験者は中国東北部でソ連の侵攻をうけて、たくさんの人が亡くなって悲しい思いをしたことを涙ながらに語ってました。

それらは真実でしょう。

だけど、いつも思うのですが、TVに登場する戦争体験者って、いかに悲惨かいかに戦争がいけないか、そういうことをかたる人しか出ませんよね。

たとえば、兵隊さんに命を救われて
感謝してる、とかそういう話もあるはずなんですよ。

悲惨さをつたえるのも大切ですが、
別の面からも戦争を語る体験者ももっとTVでかたってくれたらいいのに・・・

と思いました。

若者たちも悲しい体験ばかり集めないで、先人がいかにいかに勇敢だったか、とか。そういう体験談も集めることもやってほしいと思いますーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんでこんなことを思ったかというと、
先日『この命、義に捧ぐ』という本を読んだんです。
終戦時、内蒙古で北支那方面軍司令官をしていた根本博という陸軍中将がいました。
この人は敗戦後の1949年、国民党と中国共産党の最終決戦となった金門戦争が起こったとき、
台湾を守るために国民党の非公式の軍事顧問となり、
金門戦争を大勝利に導いた人物です。
(金門戦争なんてこの本で初めて知った)

主に根本元中将がなぜ金門戦争に関わったのかについて書かれいるのですが、
私が注目するのは、金門戦争のことではなくて、その前に根本中将がやったこと。
根本中将は、8月15日終戦の玉音放送を聞いた後、
何をしたかです。

根本司令官がいた内蒙古の隣の満州では、
終戦の数日前からソ連が突如侵攻してきていました。しかし、終戦を境に軍が武装解除を受け入れたため、ソ連のやりたい放題の殺戮地獄になりました。

それを伝え聞いていた根本中将は

本国からの武装解除命令を拒否。

「命令によらず、勝手に任務を放棄したり、武器解除の要求を承諾したものは、厳重に処罰する。陣地に侵入するソ連軍を断固撃滅すべし。これに対する責任は司令官たるこの根本が負う」


と全軍に軍命をだしたのです。

これはたいへんな決断でした。
戦勝国からみれば、武装解除を拒否して戦闘を行うことはそれだけで、
戦争犯罪に当たります。しかし、その責任を自分ひとりで負うと根本司令官は部下に伝えたのです。

彼の命令に従い、配下の駐蒙軍は実際攻めてきたソ連軍と徹底抗戦。

何度も白兵戦がおきるほど激しい戦いを乗り越えて、邦人たちをまもりぬき、
邦人4万人の帰国を無事はたしました。

もし、根本司令官が武装解除を受け入れたら、彼ら4万人はどうなっていたか?
きっと、満州と同じように、殺戮の嵐が吹き荒れたことでしょう。
なぜ4万人の人たちの命がつながれたか。

命をかけて戦ってくれた
日本の軍人兵隊さんがいたからです。
命令に逆らってまで、邦人を救おうとしたんです。
戦争犯罪人になる恐れがあったのに、必ず守るという覚悟で戦ったんです。

私、ゾクゾクしました。

なぜマスコミはそういう人たちがいたことを取り上げないんだろう。
戦争を悲惨だという一面からしかとりあげないなんて。

命をかけて戦った人たちがむくわれないと思うのです。

日本が自虐史観から脱却するために、

根本中将や駐蒙軍のように大勢の人の命を救った話とか

もっともっと光の部分を語る人が出てきてほしいと思いました。

筆ベタでうまく書けませんが、これから毎年恒例の自虐史観番組のオンパレードがはじまる前にちょっと言いたいなと思いました。

いまのマスゴミじゃあ期待できないか・・・。

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