運と不運は未来からやってくる。運が良いと思っても、次に何が来るのかはわからない。不運のこともあるし、幸運が来ることもある。幸運も続けてくることもあるし、不運が続けてくることもある。何が未来からくるかは感知できない。いろいろなことが降りかかってくるが、良いほうにとらえるか、悪いほうにとらえるかはその人の心の持ち方次第である。また、降りかかってくる問題は、その人が解決できる問題ばかりである。生きている限り問題は起こる。問題が何もおきなくなったときは、死ぬ前の状態といってもよい。外に出て季節の移り変わりの変化を感じ取ってみるとよい。冬でも雑草は生きている。枯れ草の下で葉を出している。今の季節は椿の花が咲き、シンビジュウムの花が咲いている。広葉樹は葉を落としたが、春に向かって木の芽が少しずつ大きくなっている。こうした季節の変化を体全身で感じ取ることをすることによって、運の波動を感じとることができるようになると思う。いろいろな変化に対して平静に対応のできる心をつくっていくことが大事なことだと考える。降りかかってくる問題は、その人が解決できることばかりなのだから、心を悩ませることはない。