団塊の青春と昭和の東京

昭和の名残りを求めて since2007・02・10

昭和の音風景①有楽町マリオンのからくり時計

2011年12月18日 | Weblog

 


0368 有楽町マリオンのからくり時計

久しぶりに銀座へ出てみた。
休日の銀座は2~3年前とは少し様子が違っていた。
東日本大震災前は、銀座大通りのホコ天は中国、台湾、韓国などアジア系の観光客が多く圧倒されたものだが、今は日本人のほうが存在感があるので、ある意味ホッとする。
年末のイルミネーションも、けばけばしさが薄れシンプルでスッキリしている。
40年近く銀座で働いたボクはずっとこんな“銀座”を望んでいたが、今頃になって念願が叶った気がする。

それでも、この数年で高級ブランド店がやたらと増え、ニューヨークのような雰囲気が増えたことが確かで、ボクにとっては困ったことになってしまった。
というのもボクが擁いている理想の“銀座”イメージは、こんな洋風の高級感ではなく日本橋や京橋、神田などと同じ“和風の響き”の粋なところなのだが・・
こんな考えを日本橋三越前で話しかけられたお年寄りに話したら、「江戸っ子はそう思っているよ」と言われた。
銀座は本来、“下町”なのだから、高級ブランドなどは丸の内か赤坂、表参道あたりに行ってしまえば良いと思えるのだが・・ここらには既に進出済み・・東京は広い!

銀座で“昭和”がだんだん薄れてきているのを寂しがる“団塊オヤジ”のノスタルジーなのか・・?
それでも有楽町マリオンの前に来てホットした。
“昭和”といっても、ほとんど平成に近い1982年(昭和57年)に旧日劇跡地に出来たのだが、映画『ゴジラ』のリメイク版ではゴジラによって外装が粉々に破壊されてしまう。
このマリオンの数寄屋橋側の外壁にあるからくり時計が師走の時を打ち出したので、しばし立ち止まって聞いてみた。
12月ということで選曲はクリスマスヴァージョンとなっていたが、ボクの心に“昭和”の和みを思い出させてくれた。  マリオンのからくり時計クリスマスVER. ↓クリック↓
     http://www.youtube.com/watch?v=J_iOzWzp_lA


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