団塊の青春と昭和の東京

昭和の名残りを求めて since2007・02・10

昭和の音風景③ 剣道審査会場の熱気

2012年06月16日 | Weblog

0370 剣道昇段審査

剣道の稽古風景を観るのは、大概の人にとっては騒音以外の何者でもない。
しかし、経験者にとっては懐かしい声(音)であり、時には血が騒ぐのを覚えることがある。
この騒ぎを40年ぶりに覚えたのが去年の春だった。
まず、素振りからはじめたのが剣道再開の第一歩だった。
半年後には防具を着けて相手と打ち合いをやり始めた。

やっている内にだんだんと面白くなり、相手を叩くことが出来るようになってきた。
こうなると周りは稽古の成果を確認するためにも昇段審査を受けてみては・・? と勧めてくれるようになった。
ボクのように社会人になった途端にやめてしまった者は、今更昇段なんて・・と思った。
何しろ、続けてやっている剣友はほとんどが七段ぐらいになっているので、今更段に拘っていられないと自分に言い聞かせていた。

しかし、周りは修業・上達の区切りとして次の段に挑戦すべきだと煽ってきた。
自分でも65歳で40年ぶりにしては良い線いっていると思うようになり、受験する気になり、挑戦した。
結果、43年ぶりの審査は“五段最高齢一発合格”だった。
これには周りもさる事ながら、当の本人が驚いた。
何しろ、五段の合格率は18%位だったが、ボクが受験した第五会場(最年長者G)に関しては74人中6人しか合格しなかったのだから・・
                

この時、奮い立つボクを包んだ気合・掛け声・雰囲気は43年前のそれと同じだった・・女性の声の鋭さが耳に刺激的なこと以外は・・
  剣道昇段審査風景 ↓クリック
  http://www.youtube.com/watch?v=KApHdx2cK60&feature=plcp
平成の審査会場から女性のそれを省けば、ボクにとって“懐かしき昭和の音風景”そのものだった。
それにしても女性の各方面への進出はすごい!

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