0215 嵐を呼ぶ男・陽のあたる坂道
昨日、石原裕次郎の 『 夜霧よ今夜も有難う 』 をけなしたので、今回は持ち上げる。
裕次郎の主演作品にはアクションもの以外に、良い文芸作品があるのだが、それほど認識されていない。
『 やくざ先生 』 『 あいつと私 』 『 若い川の流れ 』 『 あじさいの歌 』や『 陽のあたる坂道 』 など再鑑賞したい文芸物も多いが、TVでの放映はあまりないようだ。
石原裕次郎 文芸路線は間違いなく存在するので、まとめて鑑賞してみたい。
TVでの一挙放映を是非期待したいところだ。
『 山と谷と雲 』 は、もう一度観てみたいのだが、レンタルビデオでも無いのが残念だ。 白黒映画ながらボクの印象に最も強く残る“裕次郎作品”だ。
『 陽のあたる坂道 』は青春小説の巨匠 石坂洋二郎が裕次郎のためにイメージして書いた作品だとかで有名な作品らしい。
『 嵐を呼ぶ男 』 も渡 哲也によるリメイク版が作られたり、エポックになった作品に違いないが、ボクは裕次郎のアクション物より文芸物のカテゴリーを評価したい。