団塊の青春と昭和の東京

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ペコちゃん 還暦前

2009年05月09日 | Weblog

 0295 不二家 飯田橋神楽坂店

不二家のペコちゃんが来年還暦を迎えるらしい。
1950年生まれの彼女は永遠に6歳だそうだ。
サザエさんが1946年4月に登場したらしいので、たぶんイクラちゃんと同い年ぐらいと思えるが、歳をとらないのはどちらも同じのようだ。

不二家といえば洋菓子だが、子どもの頃、田舎には不二家の店舗はなかった。
だから、お菓子屋で買う“フランスキャラメル”や“ミルキー”それに缶入りの“ドロップ”しか商品の記憶はない。
東京では各地に店舗展開していたのだろう・・数寄屋橋交差点の三角屋根の店舗は映画でもよく見た。

飯田橋神楽坂店では、ここでしか買えないという“ペコちゃん焼”なる大判焼か人形焼のような逸品を売っていることを以前から知っていたが、今日まで食べたことはなかった。
何しろ2~3年前の不祥事の時でさえ順番・予約でないと買えなかったくらいだから、今日、この神楽坂名物を買えたのはラッキーだったかも知れない。
        
        董市では、ベティーちゃんとともに売られていた
子どもの頃、舌をペロリと出したペコちゃんは、日本の菓子メーカーのものとは思えなかった。
ボクにとっては、“ポパイ”や“ミッキーマウス”と同じように都会的、アメリカ的キャラクターだったので、グリコやカバヤとは異なり“ハイカラ”という言葉がイメージされた。
この、アメリカ的なペコちゃんのマスコット人形は昔から人気が高く、古道具・骨董市では定番になっている。
上野公園の骨董市でも本物かどうか分からないが、来年還暦のペコちゃんが永遠の6歳のまま売られていた。
・・となると還暦を過ぎた“団塊の世代”も骨董になって来ているのだろうか?

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