ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸にある稲荷神社のキツネ(2)

2018-03-26 21:11:00 | 水戸

 狐のくわえているものには、稲穂、玉、巻物、鍵の4種類があるそうです。今のところ水戸では、玉と巻物だけを見ることができました。
 面白く思ったのは、キツネの尾です。どのキツネにも必ずと言っていいくらい、先の方が太くなった形の尾がついています。ひょっとすると魂を形取っているのかとも思いました。

 

              

金山稲荷神社(吉田町1429)
 一般的には向かって左のキツネが巻物を、右のキツネが玉をくわえているようですが、少数派ながら、金山稲荷神社のように逆になっている所もありました。

 

稲荷神社(加倉井町)
 足を、子ギツネ(左)と、玉(マリ? 右)に乗せようとしています。狛犬の型にならったのでしょうか。(ここは、本殿敷地の中に入れたので撮影できました。)

 

銭谷稲生神社(浜田町150)
 リアルなキツネの像です。左のキツネの頭はとれてしまっていてありませんでした。

 

稲荷神社(平戸町938)
 本殿前に3対、拝殿前に3対の計6対のキツネ石像がありました。

 

八坂神社(東桜川8)
 頭が取れてしまったようで、左右のキツネとも木製の頭がつけられていました。

 

稲荷神社(加倉井町)
 境内に、奉納された陶器のキツネがたくさん並べられていました。

水戸にある稲荷神社のキツネ(1)

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水戸の川ベを散歩する-赤穂川

2018-03-25 18:57:11 | 水戸

 

①赤穂川(あこうがわ)水源(小吹水源池公園 小吹町)
 ケーズデンキスタジアムの北側にある池が水源になっています。写真左方が流出口です。

 

②コブシ(小吹水源公園 小吹町)
 小吹水源池公園内のコブシが満開でした。

 

③ツクシ(小吹水源公園 小吹町)
 小吹水源池公園にツクシがたくさん出ていました。赤穂川南方の田んぼ土手でツクシをとって、酒の肴にしました。

 

④ヨモギ(小吹町)
 これもおいしそうです。

 

⑤ハウスと赤穂川(小吹町)
 ハウスの中も植え付けが始まっているのでしょう。

 

⑥水揚げポンプ(小吹町)
 田に水が入り始めていました。これからがポンプの活躍する時期になります。

 

⑦シラサギとおけさ池合流点(平須町)
 白旗神社脇のおけさ池から流れ出る水が赤穂川に合流しているようでした。おけさ池の脇に、その小河川をつくった記念碑(昭和9年 時局匡救小用排水工事)がありました。田の生き物を餌にしているシラサギにもよい季節の到来です。写真の穴がおけさ池からの水の合流口です。

 

⑧ツバキの落花(稲荷神社 平須町1009)
 境内は、落花したツバキの絨毯が広がっていました。稲荷神社にはケヤキとスギの巨木があります。写真右がスギです。

 

⑨屈折点(明光団地入口バス停近く 平須町) 赤穂川
 市道東野・平須線にある道向橋のところです。ここで赤穂川は鍵型に屈折します。

 

⑩このあたりから境界が川に(平須地区農業集落排水処理施設近く  平須町547-7)
  道向橋あたりから、川の右岸が、茨城町になっていますが、この写真のあたりから、川の中心が水戸市と茨城町の境界になるようです。

 

⑪赤穂川橋から(県道40号線 茨城町)
 写真奥は北関東自動車道です。

 

⑫赤穂川合流点(涸沼前川 茨城町)
 北関東自動車道の下を流れて、涸沼前川に合流しています。写真右が赤穂川です。

水戸の川ベを散歩する-備前堀

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水戸の梅の枝

2018-03-24 17:43:02 | 水戸

 梅は幹ばかりでなく、枝の姿も鑑賞の対象になるようです。枝の姿は、植木屋さんの剪定の腕も関係してくるのでしょうが、幹よりも大胆な変化を楽しめるようです。
 ぼつぼつ偕楽園の観梅も最終段階になってきているようです。倒れた梅(臥龍梅)、ねじれた幹(ねじれ美人)、曲がった幹(アートな梅)に加えて、枝の変化いろいろも見ていってください。角形、丸型から、モンドリアン風まであります。(いいかげんな分類です)

 

①角型

 

②丸型

 

③丸型

 

④分枝型

 

⑤モンドリアン型

 水戸のアートな梅

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水戸の屋根のてっぺん(2)

2018-03-23 20:53:07 | 水戸

 屋根のてっぺんの持つ雰囲気は、家のイメージを形作る大きな要素のようです。ほとんどが民家ですが、作る人は考えているんだなと思いました。

 

鬼瓦前の扇(西大野)
 扇を鬼瓦の前につけています。ほかでも見ましたから、こうした瓦装飾はあちこちにあるようです。

 

鬼瓦下の波模様と熨斗瓦(上水戸)
 この作り方はあまり見ませんでした。波模様は防火を意味するのでしょう。熨斗瓦(のしがわら)を妻側(建物の側面)に横に置くと、だいぶ雰囲気が変わるようです。

 

10段の熨斗瓦(六反田町)
 重なった熨斗瓦はいかにも重々しい瓦屋根といった感じになるようです。

 

熨斗瓦の間にある2種類の装飾瓦(牛伏町)
 中央を半円の輪違い(半丸瓦を上下交互に重ねて並べる形)と、隅に角度をもった瓦を並べていて、コントラストを感じさせているようです。

 

穴のある輪違い(日吉神社 東野町545-1)
 輪違いを横一線に漆喰(しっくい)でふさがないと、角度によってその穴を通して光が透けて見えます。ときどき見かける作り方です。

水戸の屋根のてっぺん(1)

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水戸の手挟み(たばさみ)(1)

2018-03-22 20:50:15 | 水戸

 あまり目立たない寺社の装飾的建築部材です。図のように、正面にある向背(こうはい)柱に乗る組み物・斗栱(ときょう)と、屋根の垂木(たるき)との間に置かれるそうです。手挟みには、絵様(えよう)という日本建築物に施される、波や雲などの彫刻模様から、ボタン花のような彩色彫刻までいろいろな彫刻が施されているようです。

 

見川稲荷神社(見川2-91)
 海老虹梁(えびこうりょう)の模様とあわせて彫られています。

 

鹿島神社(鯉淵町)
 海老虹梁に彫られた龍に関連した雲を、手挟みに彫っているのでしょう。

 

和光院不動堂(田島町415)
 細かな波模様が彫られています。

 

香取神社(大串町496)
 穴をあけた独特な模様になっています。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 ボタンの花です。この手挟みは奉納された物のようです。

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