狐のくわえているものには、稲穂、玉、巻物、鍵の4種類があるそうです。今のところ水戸では、玉と巻物だけを見ることができました。
面白く思ったのは、キツネの尾です。どのキツネにも必ずと言っていいくらい、先の方が太くなった形の尾がついています。ひょっとすると魂を形取っているのかとも思いました。
金山稲荷神社(吉田町1429)
一般的には向かって左のキツネが巻物を、右のキツネが玉をくわえているようですが、少数派ながら、金山稲荷神社のように逆になっている所もありました。
稲荷神社(加倉井町)
足を、子ギツネ(左)と、玉(マリ? 右)に乗せようとしています。狛犬の型にならったのでしょうか。(ここは、本殿敷地の中に入れたので撮影できました。)
銭谷稲生神社(浜田町150)
リアルなキツネの像です。左のキツネの頭はとれてしまっていてありませんでした。
稲荷神社(平戸町938)
本殿前に3対、拝殿前に3対の計6対のキツネ石像がありました。
八坂神社(東桜川8)
頭が取れてしまったようで、左右のキツネとも木製の頭がつけられていました。
稲荷神社(加倉井町)
境内に、奉納された陶器のキツネがたくさん並べられていました。