今回は、商店の正月飾りを集めてみました。しめ飾りともいうようですが、見ていると、縦型のものと、丸型のものがあるようです。水戸では、数から見ると、縦型が多いようですが、丸型が増えてきているようです。もうほとんどが、購入したしめ飾りでしょうから、あまり比較する意味はないようですが、以下にあえてこじつけてみました。このあたりは、元々の形が、水戸の正月飾り(4)の青柳町で見られたような藁(わら)でつくられたもので、その後、昆布や裏白(ウラジロ)など、さらに扇や水引などの縁起のよいものがそこに加わるようになります。そして、だんだん伝統型に固執する人が少なくなってくるとともに、新鮮味のある丸型が増えてきて、今や百花繚乱といった感じになっている、という想像はどうでしょう。
伊勢屋(本町1-5-5)
裏白、昆布、亀、海老、鯛、紅白の幣束(へいはく)などがついています。
ミナミ食堂(南町2-4-56)
裏白、昆布?、稲穂?、蜜柑、紅白の幣束などがついています。
グロース(南町2-1-58)
南天の実?、紅白の模造繭玉?、千代紙を加えた幣束、鶴の水引などがついています。
居酒屋長兵衛(宮町3-2-21)
裏白、譲り葉、昆布?、海老、鯛、亀、紅白の幣束、水引などがついています。
味家来(見和2-191-1)
松、梅の蕾?、細工した水引、牛の絵馬、千代紙を加えた幣束などがついています。
ワインデマミ(見川2-49-2)
海老、蜜柑、昆布?、松、南天の実?、紅白の幣束、水引などがついています。
とら吉(見和2-191-1)
松、梅の花、蜜柑、水引などがついています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます