今日咲いていた花々です。ここ数日ならまだ見ることができるでしょう。樹木ばかりでなく、百樹園では野草も楽しめるようです。どれも園芸品種のようで、自生のものではないと思いますが。
オオアマナ(キジカクシ科)
明治時代に観賞用に入ってきた園芸植物だそうです。球根で分球して広まっているようですが、似ているアマナと違って有毒だそうです。
タツナミソウ(シソ科)
花が波頭のように見えるので立浪草といわれるようです。紫と白の花がありました。多年草だそうで、地下茎から茎がたつようです。北斎の波を思わせるようです。
ヒトリシズカ(センリョウ科)
林の湿った地に育つ、地下茎をひろげる多年草だそうです。鎌倉時代の白拍子であった静御前(しずかごぜん)からとった名前のようですが、見た目にも印象的な花です。今日見た時は、一茎だけ咲いていました。
フイリナルコユリ(キジカクシ科)
これも地下茎をはわせる多年草だそうです。昔、田にスズメおどしとしてかけられた、鳴子(なるこ)に似た花なのでついた名前のようです。フイリ(斑入り)は、地の色と違う色がまだらにはいっているものをいうようです。
ホウチャクソウ(イヌサフラン科)
地下茎の先端に翌年の株ができる疑似一年草だそうです。お寺の宝鐸(風鐸)に花の形が似ているのでいうようです。これも、斑入り(ふいり)のようです。
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