旧制高等学校の入試では、一時、共通試験が行われたそうで、その中でも水高は上位だったそうです。通学できる学生も1年間は寮生となるという全寮制で、自治が行われ、青春の情熱や正義感、バンカラ、学問、権力など何するものぞの気概、選良意識、乱読乱酔等々がいりまじった、戦前独特の今は消えてしまった雰囲気を学生ははぐくみつつ、成長していったようです。水髙は約30年続き、昭和25年には閉校したそうですが、その後同窓生が記念事業をずっと行ってきたようです。
水高出身の政治家、水高出身の文化人(1)、(2)、水高出身の有名人
石垣
水髙スクエアから第一中学にいたる道路沿いにある石垣は、水髙の名残りとなる、今に残る遺跡のようです。
復元暁鐘楼(偕楽園公園)
昭和54年、開校60周年の記念に、水髙校内にあった暁鐘楼が復元されたそうです。中におさめられた鐘は、50周年に復元されていたものだそうです。となりに、開校70周年記念の向学立志の像があります。吐玉泉入口あたりにあります。
水高85周年記念椅子(偕楽園公園)
これは偕楽園公園センター近くの梅林あたりにあります。70周年につくられた梅林碑の近くです。
開校90年祭碑
水高スクエア(東原3)にある、旧制水戸高等学校(水高)跡碑(市が建設)のとなりにあります。
旧水高資料展示室(東原3-1-1)
水髙跡地の南半分部分に建てられた第一中学校に、平成1年に開かれた水髙の資料室があり、数多くの資料が展示されています。だいたい校舎部分が第一中学校、寮部分が水髙スクエアのようです。資料室は、学校の許可を得て見て下さい。
旧制水戸高等学校資料
市立中央図書館(大町3-3-20)の2Fに展示されています。図書館らしく、学校関係や同窓生関係の書籍もたくさん展示されています。
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