ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸にあった水高(旧制水戸高等学校)のゆかり (2)

2020-06-10 20:49:40 | 水戸

 旧制高等学校の入試では、一時、共通試験が行われたそうで、その中でも水高は上位だったそうです。通学できる学生も1年間は寮生となるという全寮制で、自治が行われ、青春の情熱や正義感、バンカラ、学問、権力など何するものぞの気概、選良意識、乱読乱酔等々がいりまじった、戦前独特の今は消えてしまった雰囲気を学生ははぐくみつつ、成長していったようです。水髙は約30年続き、昭和25年には閉校したそうですが、その後同窓生が記念事業をずっと行ってきたようです。
水高出身の政治家水高出身の文化人(1)(2)水高出身の有名人

 

石垣
 水髙スクエアから第一中学にいたる道路沿いにある石垣は、水髙の名残りとなる、今に残る遺跡のようです。

 

復元暁鐘楼(偕楽園公園)
 昭和54年、開校60周年の記念に、水髙校内にあった暁鐘楼が復元されたそうです。中におさめられた鐘は、50周年に復元されていたものだそうです。となりに、開校70周年記念の向学立志の像があります。吐玉泉入口あたりにあります。

 

水高85周年記念椅子(偕楽園公園)
 これは偕楽園公園センター近くの梅林あたりにあります。70周年につくられた梅林碑の近くです。

 

開校90年祭碑
 水高スクエア(東原3)にある、旧制水戸高等学校(水高)跡碑(市が建設)のとなりにあります。

 

旧水高資料展示室(東原3-1-1)
 水髙跡地の南半分部分に建てられた第一中学校に、平成1年に開かれた水髙の資料室があり、数多くの資料が展示されています。だいたい校舎部分が第一中学校、寮部分が水髙スクエアのようです。資料室は、学校の許可を得て見て下さい。

 

旧制水戸高等学校資料
 市立中央図書館(大町3-3-20)の2Fに展示されています。図書館らしく、学校関係や同窓生関係の書籍もたくさん展示されています。

水戸にあった水高(旧制水戸高等学校)のゆかり(1)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水戸の庚申塔(6)  | トップ | 水戸の廃車両倉庫 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

水戸」カテゴリの最新記事