ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸が頭につく固有名詞(4)

2022-12-02 21:11:48 | 水戸

 水戸は、水府とも呼ばれたようです。「水」は水戸で、「府」は、都(みやこ)、都会といった意味のようです。水府も水戸と同じ意味ということで、水戸の仲間として今回は集めてみました。

 

水府庵(若宮1-5-63)
 以前はもっと黒くてそばの皮が入った、いわゆる田舎そば風だったようですが、最近は、そば粉9割5分で、洗練されたスタイルになったようでした。

 

水府提灯(三の丸庁舎周辺 三の丸)
 下級武士の内職だったとか、内原和紙があったとか、ひごを丸く巻いたので丈夫だったとかが、水戸の提灯つくりが盛んだった理由としていわれているようですが、その後も生き残った理由としては少し弱いような気がします。現在、市をあげて、頑張って伝統を継承している提灯産業に応援を送っているようです。写真は、今年行われた'22黄門まつりのメイン舞台に掲げられた水府提灯です。

 

水府橋(36°22'37.8"N 140°28'53.8"Eあたり)
 昭和7年に、恐慌の救済事業として1年間でつくられた那珂川を渡る橋だそうです。それまで、寿橋を渡る道路が国道6号線だったそうですが、狭くて角(かど)が多く不便だったので、上市との交通の便利な、水戸城の堀を利用した道路を通って那珂川を渡る、新しい国道6号線の水府橋がつくられたそうです。今の6号線は若宮あたりを通って水戸大橋で那珂川を渡っています。写真は、平成25年に開通した、今の新橋以前にあった懐かしいトラス桁橋の水府橋です。

 

水府流水泳道場跡碑(三の丸36°22'28.5"N 140°29'05.7"Eあたり)
 古くから那珂川での水泳は盛んだったようですが、徳川斉昭は、水府流水術と名付けて、武術の一環として弘道館の授業でも水泳を奨励したそうです。のし泳ぎという泳法が主流だったそうですが、道場によっての違いがあって、対立もあったようです。写真の碑は、水府橋すぐの下流右岸にあります。左側が那珂川です。

 

水府自慢(明利酒類㈱ 元吉田町338)
 M-310酵母の特長を生かして造った清酒だそうです。何種類かあるようです。

水戸が頭につく固有名詞(3)


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