ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の弁財天(3)

2022-07-18 20:11:17 | 水戸

 私の大好きな大言海には  梵語、薩羅娑縛底(サラバサテ)の訳語。略してべざいてん。又、略して、弁天の梵天王の妃(きさき)。(一説には男の神ともす)弁舌、智恵の神。福徳、音楽の利益(りやく)をも授く、因(よ)りて弁財天の字を用いて福の神とし、(七福神の一)妙音天とも称して、音楽の神ともす。多くは宝冠、青衣を着け、琵琶を弾ず、顔色麗はしき女像に画(えが)く。されば、美人の代表とす。  とあります。(辞書は片仮名書きです。ふりがなを入れたり、すこし略したりしています。)

 

内原町(36°22'09.4"N 140°21'07.3"Eあたり)
 社殿前には石の太鼓橋がありますが、下を流れる川は写真のようになっていました。かつては、周囲にも水があったように見えました。近くにある鹿島神社(内原町1085)が管理をしているようでした。

 


長福寺(塩崎町1135)
 本堂へ上がる階段向って左方の崖下にありました。たぶん以前は崖下から水が湧き出していたのでしょう。社前に石が積まれていましたが、地蔵などの前に積む、賽の河原を意識したのでしょうか。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 桂岸寺の庭園・保和苑にある池の畔にあります。以前いたずらでやしろに入れられたらしい河童が中にいましたが、今は弁天の画像が納められています。

 

観音堂(五平町1002-1)
 境内にたくさんの石造物がある観音堂ですが、そのまうしろに弁財天の石祠があります。たぶん以前はそのあたりに池があったのでしょう。4月初巳の日に祭が行われると石碑にあります。

 

弁天池(河和田町 36°21'18.1"N 140°23'50.3"Eあたり)
 白鳥の飛来池でもある弁天池ですが、かんじんな弁天堂は見あたらないようです。かつては池のどこかにあったのでしょう。武蔵野市・吉祥寺に吉祥寺がないたぐいなのでしょうか。

水戸の弁財天(2)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする