日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 《2003年 8月 8日》

2006-10-31 03:32:18 | Weblog
《皆楽公園》

 夜中、本格的に雨が降り出した。風が少ないからまだ何とかしのげる。○○鉄道少年団のグループがテント張っていたけど、大丈夫かな?外を見ると、彼らの乗って来ていた車がほとんど無い。『あれ~?子供達は帰ったのかな?アウトドアーの勉強に来ていて、雨だから帰ったではしゃれにもならないのにな~!』
 また、バイクで来て、テント張ってた人が数人いたけど、彼等はどうしているかな~?彼らはテントだけだから、雨がしみ込んでいるのじゃないだろうか?私のテントは床が大分痛んだ性か、水が湧き上がってくる部分がある。だからここには荷物を置くことが出来ない。まあ、角に近い部分だから、何とかしのげてはいる。
 まだ、起き出すには大分早いので、また、一眠り。

 外が少し明るくなったので、ボツボツ起きようかと、テントのジッパーを開けた。小雨が降っている。私の方は何ら問題も無く、結構風も吹いていたけど、自転車は風下に置いた性だろう、倒れなかった。
 ランドリーは終日空いている。電源もある。食事以外、特別やることも無いので、休憩室が開くまでの間、ランドリーでPCを使わせていただく。机はあるが、椅子が無いので、一寸難しく、膝をついての打ち込みとなる。
 食事にしようと、出てみると、何と子供達、いるいる。元気でやっている。良かった!さすが、鉄道少年団だ。これから彼らの時代、キット立派にやってくれる。
 バイクの人たち、小さな小さな、本当に体が入っているだけの可愛いテントだけで、寝ている。さすがだ、すごい!彼らならば、近い将来の日本を任せても大丈夫だ。頑張って下さいね!

 朝食後、9時に管理人さん来られるので、再度、今日の許可を戴こうと出向く、今日は若い女性『あぁ、どうぞ、どうぞ!』と、簡単だ。大体、どこでもそうだけど、中高年者に何かを頼むと必ず、即答でなく中々うんと言わない。断る理由を必ず考えている。ところが、若い人は即刻良い返事が返ってくる。行動も早い。私も中高年?老年にはまだまだ早いよな~だが、若い人のようにならねばならない。
 早速、昨日と同じ、テーブルへ着き、昨日まだ出来ていなかったことをどんどん片付けた。昼には終わる予定がやはり終えられなくて、4時近くまでかかった。
 概ね、終了したので、次へ向って出発することにした。次は、石狩川の上流だ。
 同級生の滝川君にちなんで、滝川市へ行って見よう。月形から、東へ10kmほど、12号線を北へ向う。

 美唄(びばい)市を通過。美唄と言えば、昔は炭鉱の町、閉山してもう相当な年月になるだろうなぁ。春日部で合った津村君は美唄にいたのじゃなかったかな?
 砂川市を通過。砂川と言えば、確か炭鉱労働者の労働闘争が激しかった所じゃなかったかな?どちらも今、車で走れば、広々とした、正に北海道の風景を感じさせる緑の広大な大地、炭鉱はどの当たりにあったのだろうか?面影はここからは全く見えない。

 滝川市に入ったのは、もう少し暗くなりかけていた。いつも目標は橋の下、石狩川だと思い、橋に上がると、川原にわだち、OK車が入れる。Uターンして、入れる道を探していると、ぐるーっと回っている。よし、あれを行けば、降りれる。と、狙い定めて右折・右折で土手道へ。川原はしっかりしていて、車はどこでも走れそう、橋脚は広く高いのが難、でも芝が乾いた部分があり、テントにはうってつけ。但し、今日は台風の影響が出ていて、風が強い、テントは風に弱いので、暫く考えた。川下から、結構強烈な風が吹いてくる。車を盾にしてテントにしようか、宿を探すか、24時間風呂屋を探すか?などなど考えたが、大丈夫!いける。と判断、夜中に風が強くなり過ぎたら、その時はその時! 
 先ず、車を風上に置き、陰でテント設営、その際も飛ばされないように、重いものを入れておく。テントを建てて、中へ荷物を置けば安定する。

 あぁ、またも、もったいないことしてしまった。今日は昨日の鮭の残り半分と冷奴と納豆なのだが、豆腐用の小丼、夕べの汚れたまま、水の容器をさっと取ってどぼどぼどぼと入れ、指で中を洗うと感触が違う、『しも~た、こりゃー酒じゃ!』勿体無いから、底を残し飲んじゃった。これで、酒を水と間違えたのは3回目。もう、間違わないぞ!
 一番初めは、6月だったけど、長く風呂に入っていない、親父は少々風呂入らなくても良いけど、息子はやはり清潔にしないといけないから、久しぶりに行水させてやろうと、水のつもりでジャブジャブ行水させたら、やはり手の感触が滑らか、あれと思い匂うと酒だった。地球へ飲ませてしまった。これは取り戻しがきかない。残念、無念!
 二度目は、ご飯炊く時、水だと思ってどぼどぼと入れてしまった。酒で炊いたご飯うまかったぞ!と、言いたいが、食べるときにはころっと忘れていた。ご飯は土鍋で炊くから、いつも非常に美味しく炊けているので、差は分らなかった。
《滝川市空知川新空知橋下泊》

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