日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 7月24日】

2006-10-13 00:24:48 | Weblog
《奥松島東丸温泉にて整理と移動》

 福山を出発以来、今までに無い、大きな雨音で目覚めた。夕べは、久しぶりにテレビを見、カープ・ジャイアンツ戦も見た。カープが勝った。阪神も延長の末、また勝った。今年の阪神は強い。カープがはじめて優勝した時のように、今の阪神はどんなに負けてても、負ける気がしない、気分だろう。ニュースも見た。集中豪雨の水俣で行方不明者が出たが、まだ2名が見つかっていないそうだ。自由党と民主党の合併話がまた持ち上がった。今度こそ合併に踏み切って欲しい。日本も二政党制にならないと、一党独占では政治は腐敗するばかりだ。

 酒は少々飲みすぎたけれど、「天然石ラジュウム線 山石のしずく」のベッドで寝たので、疲れがすっかり取れたようだ。
 お酒は私は純米酒しか飲まないから、少々限度越えても二日酔いにはならない。酒も中身が大事なのだ。メーカー名や単なるラベルるじゃない、ましてや広告・宣伝に惑わされないようにしなくては・・・。
 ここ東丸温泉は、今日はお休みで、お客様はおいでにならない。昼前まで、の予定だったが、結局3時まで、TVを見ながらの贅沢な休養と旅の整理をさせていただいた。
 大宮社長さんにお礼を言い、4時前、小雨の奥松島を発った。大宮さんには感謝しきりだ。

 雨なので、セーリングも残念だが中止にした。以前に、トライマランでのセーリングをここでは体験したことがあった。
 さてさて、次は北上川へのアタックなのだが、どの辺なら、カヌーが使えるのか分からないので、先ずは、中田町辺りなら大丈夫だろうと、ナビを合わせた。
 中田町では、大きな石が下流にあり、水は満杯、降りる所もあげる所もなさそうだし、こんな湖のような所では、セーリングには面白いけど、パドリングでは、面白くない。もっと上流へ行こう。と、今度は藤沢町へ合わせた。段々暗くなってきた。藤沢町では、もうすっかり暗く、雨も大分降っている。8時半閉店のCOOPスーパーに、15分前に駆け込んで、『テント脹れる所は無いでしょうか?』と、お聞きした所、2,3箇所教えていたがいたけれど、『北上大橋の側の河川敷きで、花火をする所が、草があり、車は自由だし、広いし、等などでそこが一番良いのじゃないでしょうか?』と、教えていただき、そちらに行くことにし、大好きなかつお刺身用1/4身、300円也とニンニクを買って、出発した。

 30分ほどで、その場所に着いたが、水はけが悪く、べちゃべちゃ、雨はどんどん降っている、橋の下へは行かれない。『ここはやばいな~!』と、言う結論で、しゃーない、一関市の安宿でも探そうと、一関へ向けた。
 岩手県に入り、一関の町中へ着いて、ビジネスホテルを当たるが、『シングルは空いていない。どこもきっと同じでしょう。』と、言う。雨だから客も多いからだろう。こちらの風体を見て、断ったのかも知れないけど。

 さて、困った。どうしよう?と、思って車へ帰ると、ナビの隅っこに、「一関運動公園」の文字がチラッと見えた。『やった~!ここならきっとテント脹れる。』と、そこへ行って見ると、丁度お誂え向きの場所が有った、街灯はついている、ペグを打ち込む草地はある。アスファルトで硬いけれど、水溜りは避けれる。『これなら十分OKだ!良かった~、ホテル代が助かった~!断ってくれて、ありがとう。』
 丁度、雨は止んでいる。テントを組み立て、シートをかぶせた時、街灯が消された。『おー、良かった!ぎりぎりだったな~!』後は荷物を入れるだけ、簡単、簡単!やはり、私の為に世の中が回ってくれているような気さえする。それほど、私はついている。

 早速、かつおを刺身用に普段より分厚く切り、にんにくを厚めにスライスして、後は、もう遅いので、キャベツのスライスときゅうりをかじって済ませた。外は、今年の梅雨で一番よく降っている。でも、中は大丈夫。クッションシートもこの前もう一枚買っていたので、大丈夫だ。買って置いて助かった。
 「あぁ、かつおの刺身がおいし~!大満足!おやすみ~!zzzzz!」
《一関運動公園泊》/font>

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