時空人 goo blog「脳トレ宇宙論ー人類の見果てぬ夢」

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16. 生きる目的・何のために生きるのか

2021-04-07 14:50:17 | 人類・新世界・未知との遭遇

生きる目的・何のために生きるのか

賢者の遺産 
キリスト教思想家の内村鑑三が1894年、「人間は後世に何を残し
うるのか」を様々な角度から語った。
かたちあるものとしては金銭そして事業、形なきものとしては言葉と
思想であり、
中でも彼が最も熱を込めて語ったのは「高尚なる勇ましい生涯」で
あった。
内村は多額の金銭や雇用を生む事業を遺すことを否定しない。
むしろ積極的に価値を認める。文学者や哲学者であれば思想を遺
せる。しかし思想以前の言葉にも価値があることを見過ごさなかっ
た。心の深い場所にある真摯な思いを自分が生きた言葉で書く。
そうした文字は、それを読む者の心もまた動かさずにはいない、と
語った。
だが世の中には、財産や知識を持たず、文章を書くことができない
人もいる。しかしそうした人も真摯に生きることによってこの世は生
きるに値する意味があることを体現できる。その姿は「勇ましい生涯
」という。(若松 英輔)

「どんな人間だって一人で生きるもんじゃないー主人公:さぶのセリ
フ」(山本 周五郎)

この世の中で100%確実なことがある。それはどんな高名な人でも
どんなお金持ちでも平等にいつかは人生を旅立ち、そして世代は
必ず交代して行くと言う絶対的な事実だ
世代は必ず変わっていくということは、この国や社会が未来に亘っ
て豊かで良いものであって欲しいと願うなら、それを背負っていく次
の世代のために今我々が何をすべきかを真剣に考えねばならない
今を生きる我々の義務とも言える。(魚谷 雅彦)

先達に学ぶ清々しい生き方ー受け取った贈り物を時代にー
どんな状況になろうと、懸命にそして善良に全力で立ち向かって自
分の人生を切り開いていこうとする姿勢、つまり清々しい生き方だ。
それを歳若い読者に伝えたかった自分は、清々しく生きられている
かと顧みる時もある。日本の先達からの贈り物を受け取った自分も
、そこにこれまでに学んだ最上のものを添え、誰かに手渡すことが
できたらと夢見ている。(伊吹 有喜)

最近の世情において、本を読まず社会の動向を学ぶこともなく新
聞も気にいる箇所しか読まない人々がかなり存在すると想像され
る。これは年齢の問題ではない。高齢者は特に学び続けよう。(田
中 優子)


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