頭の体操 7
前回「頭の体操 6」のLangley's Puzzle の派生の続き。
「この角度の値がすべて整数である平行四辺形はこの「15°、30°、135°・・・」
の場合のみであり、かつこの場合に限る」と述べた。
ただし、正方形、長方形、菱形は除く。またこの平行四辺形の対称形、
90°回転した形は同型と見做す。
このことから、次の定理が成り立つ。
整角平行四辺形の定理(MSの定理)
整角平行四辺形(定義:平行辺および対角線によって作られる三角形の角度がすべて整数である平行四辺形)は1組のみ存在し、特定の数値の整数角のみである(下図のみ)。
ただし、正方形、長方形、菱形は除く。またこの平行四辺形の対称形、90°回転した形は同型と見做す。