時空人 goo blog「脳トレ宇宙論ー人類の見果てぬ夢」

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ケプラーの夢28:月面上から見た地球(続)

2013-05-31 20:18:50 | 日記

月面上から見た地球(ヴォルヴァ)は満ち欠けを示す。

 

満ヴォルヴァから新ヴォルヴァまでの期間は0.5か月(半月)である。

つまり地球上での満月から新月の変化と同じ様である。

写真上左は満地球である。0.5か月(半月)過ぎると新地球(写真下)となり、それkら3日目には三日地球、上弦半地球(写真上右)、十三地球、十五地球(満地球)になる。次いで下弦地球、新地球になる。

満ヴォルヴァは大きくかつ明るく極めて壮観である。まさに圧倒される宇宙の夜景である。

地球上で見る満月の面積で16倍、明るさで50倍である。

新地球(写真下)は地球の両極でオーロラが発生している図である。オーロラの明るさは地球上の満月の明るさに近い。オーロrが発生していないときは非常に暗く、大都市付近の夜間の電灯の明かりだけが見える程度である。


ケプラーの夢27:月面上から見た地球

2013-05-31 14:00:05 | 日記

月面上から見た地球(ヴォルヴァ)

ヴォルヴァ(地球)は常に一定の場所にのみ見える。その位置は変化しない(月は自転と公転の周期が同じ約1か月であるから)。

ただしヴォルヴァは24時間で回転している。上の写真は24時間の変化を横に6個並べて示したもので、実際は同一場所でヴォルヴァが自転しているだけである。

またヴォルヴァは満ち欠けを示す。満ヴォルヴァから新ヴォルヴァまでの期間は0.5か月(半月)である。

つまり地球上での満月から新月の変化と同じ様である。


ケプラーの夢26:月面上で考える人

2013-05-29 20:13:39 | 日記

ケプラーの月理学(ユニークな月と地球の名前の名付けかた)

1.レヴァニア:月(全体を指す)
ヘブライ語で「レバナ」あるいは「レヴァナ」という、
ケプラーは月を最初「セレニティス」と呼ぼうと思ったがヘブライ語のほうが畏敬の念を抱き神秘的な想いを意識するので、あえてなじみが薄いがレヴァニアを採用した。

2.ヴォルヴァ:地球

ラテン語で回転するという意味のヴォルヴォ(volvo)からの起源

3.プリヴォルヴァ(月の裏半球)とスプヴォルヴァ(月の表半球)

ヴォルヴァ(地球)と紛らわしいが、地球から見た月の表面半球と裏面半球について名付けた。

理由は地球から月を見た場合、月の表側のみしか見ることは出来ない。

プリヴォルヴァ半球(月の裏)は永久に見られない。地球の衛星である月は自転と公転の周期が同じであるから。約1か月。


ケプラーの夢25:山月記

2013-05-26 17:04:01 | 日記

「山月記」(さんげつき)中島敦の短編小説

1942年、『文学界』に「古譚」の名で発表された。

唐の時代に書かれた「人虎」として知られる中国の変身譚(清朝の説話集『唐人説薈』中の「人虎伝」などに収められている)を元にしている。

原作と比較すると、李徴(りちょう)の虎への変身の理由が大きく変えられているのが特徴。原作では、李徴は寡との逢瀬を妨げられたのが原因でその一家を焼き殺した報いで変身したのに対し、「山月記」では「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」という性情が原因だと書かれ、より深みのある内容になっている。

しかし、人間が虎に変わるという素材を生かしきれず、道徳的な教訓に流されている、との批判もある。
 
「山月記」の題名の由来については、虎に変わった李徴が詠む詩の中の一節に「此夕渓山対明月」とあり、そこから取ったのであろうと言われる。また、作中で描写される月は李徴の人間としての意識の象徴とも考えられる。

 
野村萬斎によって演劇化されている。
高等学校の現代文の教科書の人気教材である。


ケプラーの夢24:十三夜

2013-05-26 16:25:18 | 日記

七言絶句 上杉謙信 『九月十三夜』

九月十三夜陣中作 上杉謙信(うえすぎ けんしん、1530-1578)

「霜滿軍營秋氣  数行過雁月三更  越山併得能州景  遮莫家郷憶遠征」

霜は軍営に満ちて秋気(しゅうき)清し
 数行の過雁(かがん)月三更(さんこう)
 越山併(えつざんあわせ)得たり能州(のうしゅう)の景
 遮莫(さもあらばあれ)家郷遠征(かきょうえんせい)を憶(おもう)
 
 
この詩は謙信が天正五年九月十三日七尾城を落とし、
二日間兵を休ませた時に 詠まれた詩。

十三夜は十五夜についで美しい。