不審者がいやがる防犯カメラ

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背後からの映像は証拠にならない

2010年01月24日 | 事件から学ぶ




2008年11月に起きた愛知県内のコンビニのレジから現金が盗まれた事件の
(内部犯行の疑い)判決が1月20日に出ました。

店内の防犯カメラの取付位置の参考になります。


報道によると、男性店員がレジから9万円を金庫に移動させないで盗んだのでは
ないか、として起訴されましたが、判決では防犯カメラの映像が背後からのもの
しかなく、起訴された人の犯行と断定する証明力に乏しい、との理由で無罪に
なりました。

レジの現金の出し入れを映すための防犯カメラは、作業する人全体とその人の
手の動き、そして現金が映っていなければ証拠としての能力が低いんですね。

また、もっと多い来店者を装ったレジの現金の窃盗に対しても手の動きを確実に
映す位置にカメラを取り付けて、レンズの画角 を調整する必要があります。

 



参考 ~ レジ付近を横から映すカメラの例(イメージ)


防犯カメラ導入の予算、ビデオレコーダーに収容できるカメラ台数の制限もあり
ますので、売場の万引き対策のカメラと合わせて、台数や取付位置、画角を
調整して映る範囲の高さと幅から人全体、商品、人の動線をカバーする必要が
あります。


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