「屋外カメラが曇って見えない 1」の続きです。
屋外の複数の防犯カメラで、取付場所の湿度や風通し等の環境が一緒でもカメラの
収納するハウジングの性能により、結露の発生に影響があるように感じています。
ファンやヒーターが内蔵されたハウジングは別として、ハウジングの密閉度により
影響があるように感じます。
以前は、IP65とか66 (pdf 日本品質保証機構のIPコード表)の防水の保護等級の
高いレベルのハウジングを採用していました。
当然、密閉度は高いです。しかし、数年前の梅雨時に立て続けに「防犯カメラの
映像が曇っているよ」とのお客様からのクレームがありました。
思いきって、防水の保護等級は低いですが底面に通気孔があるタイプに変更しました。
以下のタイプに変更してからは、結露がまったくないとは言えませんが、少なくなり
ました。結露になっても、だいたい数時間経つと消えます。結露・曇りによるトラブルは
なくなりました。
ASC(エーエスシー)の A-OH15シリーズハウジング 底面に通気孔が4か所あります。
フリー百科事典wikipedia の「電気機械器具の外郭による保護等級」のページに
防水・防塵等について記述されています。
完全に防水で浸水がなく、なおかつ結露が発生しないのが理想ですがむずかしいです。
浸水したり結露になっても水が抜けて曇りも時間の経過とともに消えて、機械の性能に
影響がないのがいいと思います。
防犯カメラではないですが、以前に業務用無線機で防水の規格は取得していませんが
もし、本体とバッテリーの隙間に浸水したら、すぐ抜ける構造になっている機器が
ありました。
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