心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

平穏

2018-01-20 | 恋愛詩
少しひんやりとした
しなやかな手が私に触れて

優しい目で微笑みながら
あなたは私の顔を覗き込む

私はそれだけで
天にも昇りつめる心地になって
目も口も心も緩む

忙しすぎて
逃げたくなったり
心が荒んでいたことも

すべてどうでもよくなって
ただ目の前の
あなたのいるこの瞬間を
幸せをかみしめる

別に何もしてないよって
あなたは笑うけど

今日のこの
温かくてふわふわした
あなたとの一日が

あなたにとっては
何でもない一日であったとしても

私にとっては
大切な大切な
かけがえのない一日なのだから