デジカメ写真のアルバム

アウトドア活動が好きで、高尾山に咲く花から近代的なお台場の街並みまで、素敵なものは何でも写真にしています。

日露戦争で活躍した軍艦 三笠 2012-02

2012-03-03 08:52:40 | テーマパーク・行事・場所

日本海海戦(日露戦争)で活躍した戦艦/三笠          2012-02

京浜急行/横須賀中央駅近くにある三笠公園(明治時代の戦艦/三笠の実物が保存されている)において、東郷平八郎特別展が、H23-11-12~H24-06-30の間、開催されています。

日露戦争は、「坂之上の雲」でも紹介されたように、南下を図る(China・朝鮮半島→日本)ロシアと、阻止しようとしていた日本の間で、1904年(明治37)2月~1905年9月まで、戦かわれた戦争です。その最後の時点で起きたのが、日本海海戦です。その海戦で旗艦を務めたのが戦艦/三笠(艦名は奈良県の三笠山からとった)で、日本は大勝しました。

排水量:15、140t、 全長:131、7m、機関:15、000馬力、最大速度:18ノット、主砲:30.5cm連装砲2基4門、製造:イギリス/ヴィッカース社

三笠は、太平洋戦争の敗戦後、占領されていた時期に、ソ連からの要求で解体処分されそうになったり、駐留軍人用の娯楽施設(キャバレー・トウゴウや水族館)が艦上に出来たりし、一時はすさまじい荒廃したことがあったそうです。その惨状を見たイギリス人のジョン・ルービンがジャパンタイムス紙に、その惨状を投稿したため、大きな反響が上がり、またアメリカ海軍のチェスター・ニミッツ提督が三笠の惨状を憂いて本を出し、その売上を三笠の保存に寄付するなどしたため、保存運動が盛り上がり、アメリカ軍が撤去したもので、記録のあるものはほぼ全てが、返換されたそうです(ただし、心無い人たちにより無断で持ち去られた物品部品などは今日に至るまで、ほとんど戻されていないそうです→ 砲塔・煙突・マストなどは新しく作られたレプリカ)。なお、チリ海軍で廃艦にされたイギリス建造艦の部品を、チリ政府から寄贈されたことは、三笠保存にとって、大変幸運でした。

艦の管理は三笠保存会に委託されていますが、三笠は防衛省所管の国有財産です。

日本の歴史をより理解するためにも、一度訪れることをお勧めいたします。 

 

  三笠公園の入り口を飾っているゲート

 

 

  

  

三笠を背景にした東郷元帥の像

 

 

 

 

 

 

  

  

  

 

 

 

 

  

  

  

 

  

  

 

 

  

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

  

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 



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