デジカメ写真のアルバム

アウトドア活動が好きで、高尾山に咲く花から近代的なお台場の街並みまで、素敵なものは何でも写真にしています。

観賞もありの蕎麦の花

2008-02-23 18:16:05 | 花-桜
年越し蕎麦は言うに及ばず、駅の立ち食いそば、趣味の蕎麦打ちなど、
日本人と蕎麦は切っても切れない縁があります。
原産地は中国南部。タデ科ソバ属の1年草で、2~3ケ月で収穫が出来
ます。

花言葉は「思い出」。

蕎麦の花の色は、白・淡紅・赤、茎は緑・淡紅・濃紅。やせた土地でも
生育するので、色々な国で生産されています。一般的には実を食すのみ
で、茎や花を観賞する習慣はあまりないようですが、一部の地域では、
蕎麦畑を観光用に供している所もあります。一面が濃紅に染まる赤蕎麦
畑は、本当に壮観です。
写真は長野県箕輪町でのものです。

蛇足ですが、わが国の蕎麦消費量に占める輸入率は80%で、そのうちの
80%は中国からのものです。何から何まで、縁が切れないようですね。










蝋で作ったような透明感のある花-蝋梅

2008-02-23 16:18:05 | 花-桜
蝋梅は1月から2月にかけて、透明で黄色い花を咲かせます。福寿草
や水仙くらいしか咲く花がない季節には、貴重な花です。名前に「梅」
が付いているので、梅の仲間と思われがちですが、蝋梅科という別種
です。その名前のように、蝋のような透明感があり、とても本当の花
には見えません。原産地は中国。日本へは17世紀頃渡来しています。
花言葉は先導・先見・自愛です。
写真は府中の「郷土の森」でのものです。撮影の前日、雪が降ったの
で、花びらには、まだいくつかの雫が付いていて、それが太陽に反射
し、たいそう綺麗でした。












陽の花 梅花-1

2008-02-22 17:56:43 | 花-桜
2月頃、寒風にさらされながら、素適な香りをただよわせる梅の花は、
よく桜の花と比較され、陽の花といわれています。両者は同じバラ科
サクラ属ですが、陰陽に分かれるのは、枝振りや花の付け具合からき
たものなのでしょうか?原産地は中国。奈良時代に渡来したといわれ
ています。花を見るために育成された品種を花梅、果実を食用とする
ための品種を実梅といいます。花言葉は高潔な心・澄んだ心・忠義・
潔白などです。
「東風吹かば、においおこせよ梅の花・・・」で有名な菅原道真も、
梅を愛した一人です。また、万葉集では100首以上、梅の花が詠
まれており、これは桜の花の約50首を上回ります。道真ゆかりの
天満宮・水戸の偕楽園・湯島天神などが梅の名所として全国的に
有名です。
写真は、府中/郷土の森・青梅/吉野梅郷、百草園などでのものです。

























目が覚めるようなピンク-芝桜

2008-02-18 15:50:12 | 花-桜
原産地は北米。春、桜に似た形のうすいピンク・赤・赤紫・白などの
花を咲かせます。丈夫で、よく枝分かれし、びっしりと地面を覆いつ
くすように育つので、花をつけた時には、大きな絨毯を広げたように
なります。また、多少環境が悪くても枯れることが少ないので、花が
終わったあとでも、芝生的に利用する人もいるようです。鉢に数本
植えて楽しむことはあまりなく、広大な場所に大量に植えることが、
好まれるようです。
この花が植えられている有名な場所は、北海道紋別郡滝上町の滝上
公園、館林野鳥の森フラワーガーデン、秩父芝桜の丘(羊山公園)
などです。新聞紙上や写真誌でよく見かける滝上公園の場合は、10
ヘクタールの広大なスペースに、色とりどりに、縞模様に植えられて
いるので景観は素晴らしく、また、香りも抜群なようです。写真は、
北杜市の公園でのものです。
花言葉は「臆病な心」です。

















日本の花-桜

2008-02-15 21:52:11 | 花-桜
春に濃紅色から白色の花をつける桜は、国を代表する花のひとつ
として、日本人に愛され親しまれています。花言葉は、純潔・精
神美・優美。
百円硬貨から切手、あるいは地名・社名・商品名などにまで、色々
な物にデザイン化・ネーミング化されています。園芸品種として
江戸時代に開発された染井吉野を筆頭に、自然種の山桜・大島桜・
江戸彼岸などと共に、春を彩ります。人々の盛り上がりぶりは、
桜前線情報が沖縄から、北海道に達するまで、延々と続きます。
写真は、山高神代桜・神田大糸桜や皇居・神代植物園・八王子など
で撮ったものです。