秋の「池の平と高峰高原」-黄葉

湿原で有名な「池の平」と「高峰高原」は約２，０００ｍの標高で、浅間山の西側に位置しています。「池の平」は、夏には高山植物が咲き乱れ、秋には唐松を主とした黄葉、また、冬にはスキーを楽しめる素適なサイトです。１０月中旬に歩いた湿原は、乾いた草原でしたが、それなりに楽しめる場所でした。

池の平湿原の概略図です。湿原の周りには木道が設置され、整備状況の良いハイキングコースです。


湿原東側の「あやめ東歩道」の木道


湿原にも徐々に唐松などが入り込んでいました。


標高２，０００ｍにある鏡池


湿原西側にある「こまくさ歩道」


見晴岳方面


三方ケ峰より八ヶ岳（遠方に）を望む。




見晴岳より北アルプスを望む（槍ヶ岳も見える）


雲上の丘でのナナカマド（背景は噴煙を上げる浅間山）


雲上の丘から池の平湿原を望む（右端に鏡池）。


夏にはピンクのヤナギランが一杯でしたが、今はドライフラワー・・・


わずかでしたが、白樺も・・・


高峰高原での夕焼け


月も出るにはでたのですが・・・


ちょっとだけ富士山が・・・

彼岸花

彼岸花は非常に変わった花です。９月中旬に花（主として赤、まれに白）を付けますが、地上に突き出す（茎はあるが、葉がない状態）感じで咲きます。細い葉が開花後に出ますが、翌春には枯れてしまい、秋になるまで地表には何も生えていない状態になります。球根性植物で有毒です。死人花などと呼び、嫌う人も多いのですが、埼玉県巾着田の賑わいを見ても分かるように、一部の人には人気のある花です。