Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

編んでます 9 岩(鉛チェーン)をつけました

2015年12月24日 | 投網

米式投網を作っています。

日本では投網の重りのことを岩(いわ)といいます。 アメリカでは Weight (Line)です。

手すきの網に、ネットで注文した鉛チェーンを取り付けていきます。

鉛チェーンは1尋いくらで購入します。  中度半端な長さのときは1尋分長く買っておいて、余った部分はチェーンが切れた場合の補修用とします。

鉛チェーンの取付は、輪を一つ置きに網目に取り付けていきます。 一つ遊ばせるわけです。 

また、輪が縦・横・縦・横となるよう、また、ねじれないように注意がいります。

輪っかが小さかったので、かなり細い編針(あばり)でないと針が輪の中を通らないのです。  幸い、1㎝以下の幅の編針を作ってあったので事なきを得ました。  でも、長いのでとてもスムーズには行きません。  一個一個丁寧に取り付けていきました。  500目取り付けるのに夜中の3時まで、約7時間かかりました。

で・・・長さをピッタリに合わせるのは?・・・

鉛ですからニッパーでカットして、切れ目にヤニ入りの半田を一かけ置き、ライターであぶると、半田が融けて隙間を埋めます。  火を使うので、網目が残り5つくらいになったら輪の数を計算してやるといいです。 それからつけ始めのほうは、5目分くらい余らしておくといいです。  間際でやると糸が溶けちゃったりしますよ。

一個一個丁寧に・・・

そして、取付完了。  鉛の粉で手が真っ黒に・・・手はよく洗おうね・・・

取付完了

椅子に下げてみると、ゆがんでいる網目などが重みでまっすぐに引っ張られて、売ってる網のように見えます。(^^)

網目の大きい小さい、バイアスに編まれてしまっている・・・など・・・手すきの場合は完全に均一な網とすることは至難の技です。

このままつるしておけば、まっすぐな癖が付くんじゃなかろ~か。  それとも熱湯をかけてみるか・・・

あとはHornとBril Line、手綱を取り付ければ・・・投げられま~す・・・待ってろヒラメ~

 

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