寝床で雑誌を読んでいた・・・あれっ・・・文字が一部見えない・・・そこだけ消えている。 文章の数文字だけが透明になって見えるんだな。
白内障手術後、眼科には一度も行っていないので、視野の一部が消える・・・緑内障にでもなったのでは・・・と少し怖くなった。
片眼をつむって右眼で見ても左眼でみても、同じように文章の一部だけがボヤケてしまって文字が見えないのだ。 映画のプレデターのようにそこだけ透明に揺らいで見えるのよ。
両眼をつぶると、最初こんなものが見えた。
眼を開けると、これが眼から入る画像と重なって、重なる部分が透明に揺らいで見える。
最初は小さく、次第に大きくなっていく。 白い色ということではなくキラキラ光ったような色・・・ガラス質の光沢というか・・・
この段階でワシにはこれが何かは分かっていた。 前にも何度かなっているので・・・
閃輝暗点という脳神経の症状。 脳の視覚野の血管が興奮して視神経にいたづらをすると、こういう絵が見える・・・脳に映るのだ。 眼で見えているのではない、眼を開けていても眼を閉じていても見えるのだ。 つまり、脳には・・・見えている・・・
時間が経つにつれ絵は次第に大きくなり、下記のようなギザギザ模様になっていく。 色まで見えてきた。 よく見るとホントに綺麗なんだわ。 あんまり長くじっと見つめるように見ていると、頭の一部がボーッとしてきて、恐怖を感じる。
目を閉じると見える
脳のことだから、あまりにいたづらするとおっかないので、絵をみるでもなく見ないでもなく、眼を閉じてしばらくの間じっとしていた。 深呼吸して脳に酸素を・・・
実際には安静にして10分~20分くらいすると自然に消えていく。 今回は目を閉じている間に眠ってしまったようだ。 朝起きたら絵は見えなくなっていた。
以前は、チョコレートを食べたりすると現れていた。 医者に行ったが、あんたには片頭痛の気があるんだね、といわれてそれだけだった。 閃輝暗点の後に片頭痛を起こすのは女性に多いようだ。 ワシは片頭痛を起こしたことは、これまでない。
今回は晩飯にヤキトリのレバーを1串食べたんだが・・・それかしら・・・
度の合わないメガネでパソコンを長く見ていたので、視神経を疲れさせてしまったのかもしれない。
怖がるものではなく、長く付き合っていけばよい・・・(個人の意見です)
今回は、あまりに綺麗な絵が見えたので、一つ自分で絵を書いてみようと思って記事にしてみたわけさ。 ちゃんちゃん!