Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

2024年工作はじめ 3.5 Mhz用のSRA その2 工作

2024年01月05日 | アマチュア無線
50MHzと18MHz用のマルチバンドSRAは未完ではあるが、一応できたので、今度は3.5Mhz用のSRAを作ることにした。

先日Lanケーブルから取り出した4組のツイストペア10m、2組のツイストペアを繋いで全長約20mとなるように半田付けした。 半田付けは、ツイスト線の1本づつを半田付けし、SRAのメインコイルにはツイスト線2本をあたかも1本の銅線のように巻き上げた。 ボビンはΦ90㎜のVP管、約30㎝でK OMが2㎜ピッチの溝を旋盤でネジ切りしたものを以前にくださったものだ。 これにツイスト線をほとんど密巻にすると70回巻きで20mのツイスト線を使い切った。 なお、ツイスト線はSTP(単線)であった。 つまり被膜銅線を2本ツイストしたものを1本の銅線としてメインコイルを巻いている。 R値が高いのはその所為かも知れない。

3.5Mhz用のSRA、ボビン径=90㎜、シリンダ長=22㎝、コイル長=14㎝、コイル線長=20m、調整前の諸元であることに注意、今後微調整が続く。 特にシリンダ長はAboutで決めた。

このままの状態で、基準点で較正したnanoVNAに繋いで表示してみた。 一発でこの状態。 

SWR最低点=1.11 @3.59Mhz 

並列共振周波数=3.64Mhz での インピーダンスR値は、測定中、安定せず、183Ω(50Ωの約3倍)、266Ω(約5倍)、311Ω(約6倍)、864Ω(約16倍)、等々を示した。 ボディーエフェクトですぐに値が変わる。 インピーダンス変換トランスを幾つか作って試してみよう。 目標値としては、並列共振周波数=3.53Mhz 帯域幅≒50KHzがVSWR=1.5以下、と言ったところか。  

3.5Mhz SSBが出来れば、いよいよ、7Mhzと共にHF SSBのメインバンドで交信ができる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024年工作はじめ 3.5Mhz用... | トップ | 2024年工作はじめ 3.5 Mhz用... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アマチュア無線」カテゴリの最新記事