ブログ「教育の広場」(第2マキペディア)

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静岡県知事選挙の意義

2008年05月17日 | サ行
 予定通りならば、来年(2009年)の07月に静岡県知事の選挙があるはずです。これは以下の理由によって、とても大切な選挙になると思います。

 第1に、石川現知事の夢であった静岡空港が来年の春に完成します。そのため、年齢も考え合わせますと、石川知事は、まず、次回は出馬しないだろうと思われます。

 それに、連合静岡の石川知事支持の理由がこの空港問題だったと推定されますから、この足かせがなくなり、自民系でない人を支持する可能性が出てきます。

 思うに、この空港問題こそがこれまで長い間静岡県政の停滞を招いた原因でした。これに反対する人は連合静岡が支持しないために、石川知事の当選が事実上いつも決まっていたからです。

 次回はこれが一応完成という形で争点でなくなりますから、県政に動きが出るだろうと予想されます。

 第2に、遅くとも2009年09月には総選挙があります。その前になることも考える必要があります。そして、それとの関連で、小沢民主党は「知事選挙で自民との相乗りはしない」と決めていることです。

 従って、連合静岡の支持も得られる人で、民主党的な人を選んでくると思います。県政における政権交代の可能性が大いにあるわけです。

 静岡県政は、表面だけだと思いますがともかく経済的に破綻していないために、また石川知事が刑事事件になるような下手なまねをしなかったために、一見平穏ですが、その実態には大問題が隠れていると思います。

 県民の間に不満も高まっていると思います。前回の知事選挙で対立候補の吉田さんがたしか70万票取って、石川知事への潜在的不満の強さを証明しました。

 昨年の春の統一地方選挙では静岡市長選挙で、小嶋市長は薄氷を踏む思いの勝利でした。旧静岡市では対立候補の海野徹さんの方が勝ってさえいたのです。

 そういう訳で、次の県知事選挙は大きな分岐点になると思います。ですから、いくつかの重要な問題について、次回から、私の考えている範囲で問題提起していこうと思います。


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