ANN報道特別番組 「つながろう!ニッポン」を見た。
東北地方を中心に、被害に遭われた方・避難された方の現在・これからの思いと、
伝えたい事を個別取材で放映していた。
それぞれの方々の様々な想いをじっくり見ることができた。
私が感じたことは、東北人の飾らない、修飾語のないありのままの、地域に根ざした、
生活感がほとばしる、ぼくとつとした言葉の一つ一つが、心に響く話でした。
この番組を見て、やっと今までの違和感の理由というか答えが見つかった。
この大震災・原発事故以来の、なぜかしっくりこない政府・東電・保安院の記者会見。
心に響かない抜けていく言葉の羅列。
それはテレビの向こうに国民がいて、被害に遭われた地域住民がいることを、
本当に実感していない。実際に被害の様を瞼に浮かべていない。
共通しているのは言葉の軽さだ。
小佐古内閣官房参与辞任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110429-00000571-yom-pol
原子力安全委員会委員長の不適格
http://www.nikaidou.com/archives/13052
言葉ばかりでなく、組織も行動もだめか。
国民のために、心のこもったスピード感あふれる対応をしないと、日本は取り残される。