3.21 「日米関係の新展開」
前にもふれていたが、アメリカ発の金融危機が全世界を席巻した今、日米関係を
もっと本質から分析していかないと日本の国益を損なうと。
この未曽有の金融危機を、アメリカは相当な覚悟で取り組もうとしているが、実体は
かなり厳しい。「アメリカは社会主義になったのか」「第二のベルリンの壁」とかの
文字が雑誌をにぎわしている。
AIG、シティーバンク、GMなど資金投入のため、最終的にはアメリカ国債を、日本と
中国に買ってもらうしかない。また、グリーンニューディール政策を推進していくため
には、日本の技術力に頼らざるを得ない。
そこをしっかり理解した上で外交をしていかないと日本はダメであると。
クリントン国務長官が最初に日本を訪問したとか、麻生総理が最初にワシントンを
訪問するとかのレベルではない。
※OAは後日です。