官僚主義はその組織が大きくなり中央集権的になった結果、血液の循環が悪くなり
不健康な身体になったようなものである。
国であれば、国民の声に対して敏感な反応ができなくなっている状態と同じ。
しかも国民の声を押さえつけるような策を弄するにいたってはもうおしまい。
国民は怒らねば。なにごとも「おまかせ」は高くつく(笑)
「おまかせ」は誰かの虎の威を借りること。ではなく、自分自身が虎になること。
つまり自分が「獅子」となって、自分の目で確かめ、自分の頭で考え行動すること。
ブランド選択・虎の巻勉強なども、虎の威を借りる何物でもない。
これでは新しいものを創造していく土壌は生まれない。
ずっと以前にエントロピー増大の法則(熱力学第二法則)について書いた。
この大宇宙も成住壊空の法則にのっとり成長し完成されていく。
完成し出来上がったものは必ず崩壊する。崩壊は死につながる。
成長が止まることは死を意味する。
官僚は国民の成長、発展を止めようとする働きのようなもの。
人体に悪玉菌を増やすような作用をもたらす存在かも。
そういう意味で、もっと長いスパンで物事を考える必要があると思う。
最近は(昔からも)情報が氾濫し、自分でコントロールできないくらい
日めくりカレンダーのような情報に押し流されている気分にされている。
昨日新聞1面を飾った大事件が、今日は別の出来事が1面を賑わす。
マスコミからして情報、出来事を右から左へ受け流す(古い)。
もっとじっくり深めた議論がほしい。
国家においても、組織においても、家庭においても、自分自身においても、
百年の大計なる創造性がほしい。