小野寺眞夫の言いたい放題

所長、小野寺眞夫の思った事を綴っています。

言いたい放題-定額給付金

2008-11-15 16:03:24 | Weblog
民主党の鳩山幹事長から「二転、三転、四転、五転、六転、七転八倒」と揶揄された「定額給付金」だが、その幹事長の弟である自民党鳩山大臣が閣内統一を乱す発言をして周りから顰蹙を買っている。
当初、麻生総理が景気浮揚のために華々しくぶち上げたものだが、残念ながら発想の軸がしっかりしていなかった。まさに、「考える前に行動する」という青年会議所的発想だ。今はどうか知らないが、以前は麻生総理は青年会議所の「ドン」で
日本青年会議所の会頭人事は、麻生氏の了解がないと先に進まなかったと聞いている。青年会議所の申し子と言われる麻生総理だが、青年会議所では通用する発想方法も国政では通用しないと言うこが身にしみたのではないか?頭の中がまだ「青い」と言われても仕方がない。
世紀の愚策といわれる「定額給付金」でも貰えれば有り難いという人もいる。
私は、家事調停委員をしているが、最近「養育費」の調停をした。それは、目、耳、口に障害を抱えた子供を持つ夫婦が離婚し、子供を養育する事になった妻が、夫に対して起こした調停だったのだが、その妻の収入源は、特別児童手当等しか無く、1000円でもお金は余分に欲しい。調停が終わりその妻が言った言葉は「評判の悪い定額給付金」でも、当てにしないで待っています。貰えれば嬉しいと言っていた。「景気浮揚」か「福祉の支援」か、軸足をしっかり決めて政策を発表していればこんなに混乱しなかったのでは?
ときに私はどうするかと問われれば、新発田市の判断に従います。
つまり、お金は邪魔にならないし、遠慮なくいただきます。そして、新発田市内で
消費すれば、定額給付金の本来の趣旨に沿うのでは?