なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

老人とさぎ

2006-02-13 14:19:36 | 昭和
久しぶりの快晴に恵まれ昨日の日曜日金山川を歩いた、このところ天候不順だったので一週間ぶりのウオーキングになった。頬を刺すような冷たい風が吹いていたが澄み切った青空の下でのウオーキングは格別に気持ちがよい。川べりに作られたウッドデッキの階段の下でフナを釣っている老人が一人いた。じっとさお先の浮きを見つめている、そして、彼の後ろではさぎが同じように竿先を見ている。実はこのさぎは釣り人の傍らで魚が釣れるのを待っているのだ。そして、釣れた魚はさぎがもらえるのだ。この川辺に生息するさぎは釣り人を見かけると釣れた魚をもらえる事を学習しているのだ。人に対しての警戒心もない、ウオーキングする人達もさぎに危害を加える人もない。さぎにとってこの川は安全な場所なのだ。今日はこの間買ったばかりのポケデジを持っていたのでフナ釣り老人と背後から見守るさぎとのツーショットをねらってみた。実にほほえましい光景の写真が撮れた。