暑い暑いと言っていたら、明日からもう１１月だ、今年もあと２ヶ月で終わりだ。過ぎ去る時の速さにいまさらながら驚く。年を重ねるごとに季節が早く過ぎていくような気がしている。１０代や２０代の時よりも時の流れが速くなっていると感じる。何故だろうと思う。あたふたと仕事に追われ、夜は夜道を１時間ウオーキングして、風呂に入り、焼酎を一合飲んで寝る毎日。何の変化もない平凡な一日を過ごしている。宮本武蔵の言葉に「日が昇り、そして、何事もなかったかのように日が沈む、そんな当たり前の事が当たり前と思えるような生活をしたかった」。これは、武蔵が巌流島で小次郎を倒して、故郷美作に戻りお通と所帯を持つ時に言った言葉だ。戦いに明け暮れた剣豪が平凡な生活にいかに憧れていたかを表している。この言葉を思うと「平凡」はいい事なのだ、年が明けて１０ヶ月、大きな事故も病気もなく過ごせた、これも平凡のお陰だ。あと、残り、２ヶ月が平凡に過ごせますように祈ろう。
新車に取り付けるアクセサリーを購入して自宅で取り付けていたら汗が噴出した。１０月も中旬になろうかと言うににこの暑さに「ムット」と来た。温度計を見ると２９度を示していた。普通なら日中も過ごしやすい時期なのに、何か変な気候だ。取り付け作業が終わってシャワーを浴びてエアコンをつけてしばらく居眠りしていた。昨年も残暑が厳しかったが１０月に入ると平年並みの気温に戻っていた。今夕も外は蒸し暑い、雨雲が深く垂れ込めているが、雨が降る気配はない。早く、秋が来て欲しい、例年ならば遠賀川のコスモスは盛りなのだが今年はまだ５分咲きだ。遠賀川の河川敷に咲くコスモスを見ながら自転車を走らせるのが待ち遠しい。新車の後部座席に自転車を立てて乗せるための架台も取り付けた、あとは秋の来るのを待つのみ。
久しぶりにプログを更新した。拓郎のつま恋のＤＶＤが到着してから、忙しい日々が続いた。販売管理のソフトが新しく買い換えたＰＣのＯＳと喧嘩が始まったのだ。ソフトメーカーに連絡して不具合箇所を修正してもらうのだがどうしても上手くいかない。ＸＰ用のソフトにバージョンアップするには６０万円以上掛かる、予定外の出費はどうしても避けたいと何度も修復を頼んだが結果はダメだった。ついには帳票用紙に化け文字が印字されるようになった。もう、これ以上事務処理を保留するわけにはいかずメーカーに新しいバージョンアップを頼まざるを得なかった。マイクロソフトのＸＰに打ちのめされたのだ。なんとも恨めしい限りだ。結局、新しいソフトはリース契約で購入することにした。その、データー移行が終わったのが今夕だった。いやーもう疲れました。一昨日には新車が届いたと言うのに、車の事など眼中になかった。もし、販売管理のソフトがだめになったら、データーが消えたらと最悪の事を想像すると、断崖絶壁に立たされているような気分だった。しかし、パソコンがない時代は全て電卓で計算して手書きで納品書や請求書を発行していたではないか。あっそうか！手書きで仕事すればいいのか、と思うがそのためには人を新たに雇わなければならない。そう思うと、今回のバージョンアップ料６０万は安いのかと自分自身に言い聞かせる。今夜は安心して眠れる、焼酎をのんで久々にくつろいだ、新車の乗り心地や感想なども書きたい事がいっぱいある。やはり、プログを更新出来る事はいい事なのだと改めて思った。