なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

寅さんシリーズ最終回

2007-01-29 12:53:47 | 昭和
一昨日の土曜日寅さんシリーズ最終回である48作が放送された。昭和44年の一作目から平成7年の48作目まで実に27年の長きに渡って人気を博した映画だった。この映画の魅力は何だろうと思う。毎回同じようなストーリーの設定、はっきり言って「見飽きた」ような映画だと思った。僕がそれまで寅さん映画に全く関心がなかったのはそんな理由からだった。ところが、50歳も半ばを過ぎた頃、民放で見た寅さんに限りない愛着を覚えた、それは、映画の背景には必ず、田舎の風景がある事だそして寅さんの移動は全て鈍行列車、中には夜汽車のシーンもある、旅から旅への気ままな生活をうらやましいと思った。世の中がついて行けない程の凄まじい変化をとげる中にあって寅さんの映画は何故かほっとくつろげる。映画を見ながら、心は懐かしい昔の日本の風景に浸れる、48作も続いた映画の人気の秘密はここにあるのだろうと思う。
 「車 寅次郎」こと渥美清は平成8年に故人となった。48作目「寅次郎 紅の花」が劇場公開されて一年後の事である。
 一作年からBS-2ではじまった寅さんシリーズ全48作の殆どをDVDに録画してきた、毎週土曜日の21時に予約して翌日DVDにダビングする仕事は楽しい週末の行事だった。そして、そのDVDをホームシアターのスクリーンで見たいと思うようになった。すぐにプロジェクターを買って以後寅さんやお気に入りの映画は全てホームシアターで見るようになった。今夜はその48作のホームシアター上映日の予定である。

杜仲茶

2007-01-24 18:56:04 | 昭和
今朝の目覚めは悪かった。いつもの晴れわたったような目覚めではなかった。昨夜は一合半の焼酎を飲んで11時過ぎには寝た。そして、二日酔いで目が覚めた。やっぱり杜仲茶割で飲まなかったのがいけなかったらしい。杜仲茶を沸かすのが面倒だったのでお湯割りで飲んだのが悪かった。
 杜仲茶は昨年の10月から毎日2ℓ飲んでいる。メタボリック症候群一歩手前のウエストになりそうだった。何か対策はないかと探していたら、杜仲茶があった、「中性脂肪を減らす、肝機能がよくなる」といい事づくめで杜仲茶を始めたのである。焼酎を飲むときは必ず杜仲茶で割って、寝る前にもコップ2杯ほど飲んで寝ることにした。飲み始めて2ヶ月目位からベルトの穴が一つ減った、ウエスト周りが2センチ減少して体重も2キロ落ちていた。体脂肪も20㌫を切っていた。そして二日酔いが全くなかった。休みの前などは少し羽目を外して飲むのだが、杜仲茶割りで飲むと二日酔いが全くない。「杜仲茶の効果恐るべし」である。
 それにしてもわずか一合半の焼酎で二日酔いとは、酒に弱くなったものだ。それでも酒のみの酒に対する執着はすごい、何とか酒が飲めるようにと杜仲茶をネット通販で買ってまで飲むその執念に家族は呆れている。

あるある大辞典 2

2007-01-23 18:58:05 | 昭和
「あるある大辞典」がついに番組打切りが決定した。この番組で取り上げたダイエットや健康に効果のある食品が紹介されると翌日からスーパーの店頭からそれらの商品が消えた。ある意味で「あるある経済効果」抜群の番組だった。番組が始まった当初はその食品の効用や結果を検証して放映していたと思うが、だんだんとマンネリ化して、でっち上げのデータで番組が埋められていったのだと思う。しかし、高視聴率に甘んじて番組の制作責任者は手抜きを見抜けなかった責任は重い。過去の番組でも同様な手抜きは間違いなくあったと思う。僕は一昨年のCOQ10当たりから少し疑問をもつようになった。半年以上服用しても何の効果も改善が見られなかった、あるあるとは関係ないが、酒飲みが一番気になる肝機能改善で「ウコン」を2年ほど服用したことがある、ところが、ウコンの多量摂取はかえって肝機能を損なうと報道されてウコンの摂取は中止した。ヤズヤの香酢もそうだった。一つの食品やサプリでダイエットや健康維持を期待してはいけなかったのだ。「昭和三十年代の食卓が一番いい」とこの間テレビで言っていた人がいる。ご飯と味噌汁、そして簡単なおかずが一品。それでいいのだ。成人病など関係ない健康な昭和30年代の人はご飯が大好きだった。

あるある大辞典

2007-01-21 10:45:53 | 昭和
「あるある大辞典」のニュース記事である。
フジテレビ系の生活情報番組「発掘!あるある大事典2」で、納豆のダイエット効果を紹介した7日放送分にデータ捏造(ねつぞう)などの問題が判明し、制作した関西テレビ(大阪市)が20日、発表した。番組では、納豆を食べた被験者の中性脂肪値が正常値になったとコメントし、字幕で数字をつけて紹介。だが実際には測定しておらず、他の実験でも測定や検査をしないまま、架空の数字を番組で流していた。会見した千草宗一郎社長は「放送局としての信頼を著しく損ない、視聴者の信頼を裏切ることになり、誠に申し訳ない」と謝罪した。

 この記事を見て僕は「やっぱりそうだったのか」と思った。あるあるはよく見ていた、健康やダイエットに関する情報や体験が数字で示されるからだ。そして、あるあるを見て翌日ドラックストアーやスーパーにお目当ての商品を買いに行ったものだ、たとえば「COQ10」「葉酸サプリ」そして「寒天」いずれも3日坊主ではなく最低3ヶ月は続けてみた。しかし、その効果や改善点は全く見られずいつの間にか止めてしまった。年が明けてあるあるで納豆の特集をやっていた、減量できたとか中性脂肪が減ったとかグラフや数字を挙げてその効果を強調していた、このとき、「またか!」と思った。実は納豆の人体実験は2年前に僕自身がした経験がある、朝と夕方に毎日納豆を2パック食べるものだった。実は医者から中性脂肪が高いと指摘されていたからだ。納豆を続けること一ヶ月目、血液検査に行ったら中性脂肪の値は全く変化なしだった。それどころか、脈拍に異常が見つかった、食生活を尋ねられたので、「納豆を毎日2パックと青汁を飲んでいます」と答えた。すると医師は血圧の薬を飲んでいる人は納豆や青汁を飲むと心拍に異常がでますよと言うではないか。その時の僕の心拍数は運動後のように110拍/分もあった。そして、納豆と青汁をやめて一週間もしないうちに心拍数は正常にもどった。それ以来僕はテレビや雑誌の健康情報番組は信用しない事にした。確かに、食品やサプリにはいい点もあるしかし悪い点は全く公表しない、いい点だけをデフォルメして消費者の心理をあおり、店頭から納豆が消え、寒天が消えてしまった。もう、こんな番組はいらない。       次回に続く

続アルコールチェッカー

2007-01-20 13:33:30 | 昭和
昨夜は焼酎をメジャーカップで一合分を持って2階の書斎に上がった。2リッターの杜仲茶もそばにおいてDVDを見ながらチビリチビリと飲んで11時には就寝した。昨日は往復徒歩で通勤して、昼間には一時間のウオーキングをしていたせいかすぐに眠りに就くことができた。さて、朝が来た、アルコールチェックの時間である、4秒間息を吹きかけると直ちに結果のでる優れものだ。出たアルコール濃度は「0.07㎎/㍑」だった。「あれ!」と思ったなぜならば一昨日は2合の焼酎を飲んでアルコールが消えるまで12時間かかった、昨夜は半分の量なので6時間で消える、すなわち朝の5時には0.00になっていなければならないはずだった。今朝の数字は0.15mg以下だから飲酒検知の範囲外で問題なしなのだが、人間の身体は一足す一が二にならないらしい。それでも出勤する9時までには数字は0.00になっていたので今朝は久しぶりに車で通勤した。バスやタクシーなど営業車を運転する人は前夜の酒のアルコールチェックが義務つけられている、それも、数人の人にその数字を見せなければならないらしい。しかし、一般のサラリーマンは前夜の酒が残っていようがいまいが車で普通どおり出勤しているのではないか。警察も朝から飲酒検問はしないが、速度違反や事故で飲酒がわかり、「飲酒運転のよる事故」として検挙されてしまう。30万に及ぶ反則金のほか車両の損害や人の治療費など多額のお金が必要になる。飲酒事故の場合損害保険は被害者には支払いするが飲酒事故の加害者には支払われる事はない。やはり、翌朝に酔いが残らない飲酒をするにはこのアルコールチェッカーは必要だ。今度はビールや日本酒など酒の種類毎のアルコール消失時間に挑戦したい。あー忙しい!

アルコール検知器

2007-01-19 18:09:24 | 昭和
昨日通販で注文していた品物が届いた。それは「アルコールチェッカー」である。何故買ったのかと言うと、昨夜の飲酒が朝になってどの位残っているのかを数字で確認したかったからだ。飲酒運転の呼気中のアルコール濃度は法律で厳しく定められている。呼気㎎/ℓが0.15mgなら、お咎めなし、0.15mg~0.25㎎なら酒気帯び運転で罰金、そして、0.25㎎以上だったら酒酔い運転で検挙されてしまう。
 そこで、昨夜は飲酒量を焼酎2合にしてチビリチビリ杜仲茶割りで午後9時から飲み始めて11時には就寝した。その時のアルコール濃度は1.00ミリグラムだった。それ程酔っている気はしなかったが、数字上は泥酔いとある。そして、今朝は7時に気持ちよく目覚めた。僕の焼酎の適量はいつも、一合半~二合である。飲みすぎか否かは朝の目覚めでわかる。そして、枕元のアルコールチェッカーに息を吹きかけた、何と、「0.40mg」と出ているではないか。この数字は飲酒検問ならば間違いなく「酒酔い運転」で検挙され、免許も失効してしまう数字なのだ。昨夜11時に就寝して朝7時起床、つまり8時間たっても酒酔い状態だったのだ。僕にとってこの数字はショックだった。つまり、毎朝の車の運転は酒酔い運転だった事になるからだ。その、数字を見て僕は徒歩で職場まで行った。職場までの距離は歩いてもわずか30分で着く。歩きながら考えたそれは「今晩からの飲酒対策」だった。酒を辞める、飲酒量を減らす、9時以降は飲まない。色々考えた、とりあえず、今晩は焼酎量を半分にして明日の朝の測定結果を見て考えようと思った。その後、起床時から30分おきにアルコール測定をして、アルコール量0.00の数字が出たのは午前11時。体内のアルコールが全て消えるまで12時間かかったわけだ。起床時のアルコール濃度を見て自分が犯罪人になったような気分の一日だった。さて、今夜は焼酎一合で明日の朝のアルコール濃度がどの位か楽しみである。結果は明日のこのブログを覗いてください。

ウオーキングの大敵

2007-01-18 18:32:41 | 昭和
ウオーキングが日常生活の一部となってかれこれ6年位になる。ウオーキング中に一番苦になる事がある。それは、横断歩道を渡り終えるまでヒヤヒヤで歩いていかねばならないからだ。右折や左折のマナー悪の車が人が横断しているにも関わらず人の前や後をすり抜けていくからだ。歩道を渡っている者からすれば、至近距離を刃物をもった敵が走っていくのと変わらないほどの恐怖を覚える。横断歩道の人や自転車の通行を妨害する者、これは、もう明らかに道路交通法違反で検挙されるのだが何故かこれで検挙される者はあまりいない。警察官やパトカーのがいる時は「マナー最悪ドライバー」は「いい子ぶりっ子ドライバー」に変身するからである。
 実は昨年末僕は交通事故に遭いそうになった。自転車で帰宅途中の事である。青信号で歩道を半分ほど渡り終えた時乗用車(レガシイ、白)が徐行もせずに突っ込んできたのである。とっさに、自転車ごと反対側に体をそらしたので車と接触する事はなかった、自転車のハンドルと車との距離は20センチ位だった。車はそのまま猛スピードで走り去った。自転車を起こしながら足が震えていた。あと20センチ前に進んでいたら僕は重症を負うか死亡しているかのどちらかだったと思う。僕が車を運転する時に一番気をつけていることは歩行者と自転車やバイクとの安全距離だ。歩行者や自転車に恐怖感を与える運転は絶対にしていない、何故ならば、僕はウオーカーであり自転車ツーキニストでもあるからだ。この国の車のドライバーのマナーの悪さを一番知っているのは歩行者や自転車に乗る人達ではないのか。警察もこのマナーの悪いドライバーを検挙する方法を考えて欲しい。昨日の朝、タレントの風見しんごさんの娘さんが通学途中に車に衝突され亡くなった。青信号で渡っていたところを右折のトラックがぶつかってきたと言う。何の罪もない我が子が何故こんなむごい最期を迎えなければならないのか、両親の胸中を察すると目頭が熱くなった。

遺体切断事件

2007-01-16 14:11:17 | 昭和
昨年末からマスコミを賑わせている遺体切断事件が毎日テレビで報じられている。この事件の容疑者が逮捕されたと知った時、今から10年ほど前に僕の住んでいる遠賀郡のある住宅で起きた「夫殺害・コンクリート詰め事件」を思い出した。僕の住んでいる家の2ブロック先の住宅での事件である。あの時はマスコミや警察車両で付近の道路は埋め尽くされていた。八幡西区で魚屋を営む夫婦は商売も軌道にのり遠賀郡に一戸建ての住宅を建てた、夫婦仲もよく一家円満の家族だったらしい。その奥さんは小柄ながら、スタイルもよくなかなかの美人だった、その魚屋が繁盛した背景にはその妻の美貌で男性客の心を魅了したのである。実際、僕も彼女の風貌を見て「何でこんな美人が魚屋?」と思わせるほどの色気と美貌の人だった。程なく、彼女は年下の男性と恋に落ち「愛の逃避行」に走ってしまった。妻の行方を捜して、夫はテレビの公開捜査にも二人の娘共々出演して、妻の帰りを訴えた。テレビ公開捜査のお陰で妻の所在が判明して妻は遠賀の家に戻ってきた。それから、一年もしないうちに今度は夫が失踪?してしまった。その後その家から妻と子供の親子三人は引越ししてしまった。夫の母親は空家になった家を人に貸すため家のリフォームを業者に依頼した。業者が床下のコンクリートから人の足が白骨化して露出しているのを発見した。これが床下コンクリート詰め殺人事件として全国に大きく報道されたのである。
 この事件と今回の新宿の事件は共通点がいくつかがある、夫を殺害した妻が人目を引く美人だったこと、そして、二人の妻とも夫からの執拗なDV被害にあっていたこと。そして、新宿の妻は泥酔した夫を殺害後バラバラに切断して分散して遺棄した事、遠賀の妻も泥酔いした夫を殺害後床下に穴を掘り上からコンクリートを流して固めその後一年近く親子で何事もなかったかの様に生活していたこと。夫に対する死後にまで及んだ女の復讐なのだろうか。あれから10年、あの遠賀の家は取り壊され新しい家が建っている。そして、最後の共通点は殺害された夫の出身地が共に北九州だというのも何か因縁めいたものを感じた。

母の入院

2007-01-15 21:46:48 | 昭和
母の入院のため早起きして実家まで行った。母は年明けに白内障と診断されたのだ。その手術には6日間の入院が必要なのだった。手術の所要時間はわずか15分で終わった、術後の経過を見て明後日にもう片方の目を手術する予定である。老化で白くにごった目のレンズを人工のレンズに入れ替える手術なのだが術後の本人は眼帯が無ければ何も無かったかのように平常だったので安心して病院を後にした。白内障は進行すれば失明同然になる。目がボヤケル、見えないと言う事は自立した行動が出来なくなると言う事だ。87歳になった今でも急坂や階段の多い道を歩いて買い物に行き、一人で自立した生活を送っている。それが、白内障で視力を奪われたら、介護なしでは生活できない事になる。足腰も脳も正常なのに白内障が原因で要介護の晩年はかわいそうである。「どのような姿になっても、生きているだけでいい」と言うが人の晩年の理想は「死ぬ瞬間までピンピン」していたいものだ。

寅さんシリーズあと2回

2007-01-14 14:11:16 | 昭和
2005年8月からBS-2で始まった、寅さん48作全部見せますが残り2作となった。毎週土曜日の9時にHDDに予約し翌日DVD-Rにコピーする仕事がこの2年あまり続いた事になる。僕の生涯でこんなに映画の録画に熱中したのはこれが始めての事である。僕は寅さんの映画を見に映画館に行った事はない。その当時全く日本映画に興味がなかった。ところが、寅さんの映画をBSで見てからその映画にはまってしまった。この映画の魅力は寅さんが旅する日本のなつかしい風景と土地の人々
との心温まるふれあいである。『男はつらいよ』は、おかしくて、かなしい。この映画を観るたびに今はもう消えてしまった日本の原風景の中に戻れる。僕にとっての永久保存版のDVDがもうすぐで完成することになる。そして、寅さんシリーズが終わったら週末からの録画作業がなくなる、ちょっとさびしい気がする。本日、寅さんのDVDを整理したら、全部で6タイトルを取り逃がしていた、DVDレコーダの不調でHDDが固まってタイトルが消えてしまったのだ。もう、寅さんシリーズは当分ないと思うので見てないタイトルはDVD通販で注文しようと思う。一本2800円だからそんなに高くないと思う。