なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

寒い春

2008-03-31 22:12:56 | 昭和
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、平成20年の4分の一が終わった。明日から新年度。ガソリン価格は下がるらしいが、税金や食料品は大幅に値上がりするらしい。何ともお寒い春である。そして、春が来て桜の花も咲き始めたと言うのに天気は大荒れだ。強風でしかも冷たい風、そして雨。この天候は日本経済の大荒れを予兆しているように思えた。さっきビートたけしの「テレビタックル」を見ていたら、自民と民主の主張に温度差を感じた。官僚を擁護する自民党がいる限り日本は沈没するに違いない。官僚の天下り先の独法、社団法人を撤廃もしくは民営化するだけでガソリン税をはるかにしのぐ税収がある事をもっと民主党は強調しなければだめだ。4月は事業主にとって税金の支払いで頭を悩ます時期である、所得税、消費税、本当に憂鬱な時期である。仕入れが上がって、諸経費も上がっても税は下がらない。寅さん映画の印刷屋の「たこ社長」の嘆きを思い出した。

ポイ捨て

2008-03-20 22:33:57 | 昭和
今日3号線を走行中の出来事。前を走る普通乗用車の窓から空きペットボトルが投げ捨てられるのを目撃した。そのペットボトルは折からの強風にあおられて対抗車線を走行中の車の窓に当たった。混乱はなかったが。ペットボトルが飛んで来たドライバーはさぞかしビックリした事だろう。今度はそのポイ捨ての犯人はタバコの吸殻を投げ捨てた。「一体どんな奴なのか」。がぜん正義感がムラムラと湧き上がった僕はその車の真横に車線変更して、信号で止まった時にその犯人の顔をしげしげと見た。白髪まじりのアゴヒゲを蓄えた男性だった。年の頃は僕らの世代と同じなのかと思った。前の信号を見据えながらタバコをせわしげに吹かしていた。
そして、信号が青に変わる直前にその車は急発進してはるかかなたに消えた。
 こんなマナーの悪いドライバーは最近お目にかかったことがない。しかも、分別をわきまえた大人だと思うと腹がたった。自分勝手なこんなドライバーがいる限り交通事故は減らないはずだと思った。

まだ若いぞ

2008-03-18 18:14:33 | 昭和
昨日の逆風のなか神湊往復50キロのつけが今朝表れてくると覚悟していた。それは、両肩から両腕と両足の太ももの筋肉痛のことだ。4年前初めて神湊を往復した翌日は筋肉痛で階段の上り下りもままならなかったそして坐骨神経痛を併発して鍼灸院に通った経緯があるからだ。朝起きて、ベットの上で肩や腕を大きく動かしてみた、「あれ、どこも痛くないぞ!」。身体中の筋肉に違和感は全くなかった。それどころか、午前中は店の裏の敷地にスコップで穴を掘る作業を2時間したが難なくできた。そうだ、全身の筋肉が強化されたのだ。初めての神湊行きのツーリングから4年経過した。その間運動はウオーキングとサイクリングを殆ど毎日行ってきた。その結果体力がつき、少々の負荷にも耐えられる筋肉が出来たのだと解釈した。そうだ、「僕は若返ったのだ」。そう思うと何故か嬉しくなった。♪♪「火曜日は何かちょと♪うれしい♪」テレビでイオンのCMが流れていたので一緒に歌ってしまった。

神湊へツーリング

2008-03-17 21:37:28 | 昭和
先週までの激務から開放された。そして、今日は休みだ。目が覚めてカーテンを開けると春の柔らかい陽射しの中どこかに行きたくなった、久留米まで行って筑後川サイクリングロードを走ろうか?いや、あそこまで行ったら筑後川温泉に泊まりたくなる。それで、神湊まで自転車でツーリングすることにした。芦屋から波津までの海岸線を一路神湊まで潮騒の音と潮の香りをBGMにして快適なツーリングだった。早春の海辺の風はまだ冷たい、しかし、べダルの回転が上がるにつれ身体の芯から汗ばんできた。年が明けて仕事に追われる毎日だったので今日のツーリングは何故かワクワクした。昼前に神湊フェリー乗り場に着いた、切符売り場隣の海産物店で活きサザエ1kとあじの干物を買った。これをデイバックに収めたらかなり重たくなった。そして、帰りは元来た道を辿るのだが、その頃風が強くなり、しかも、向かい風だ、町乗りでは風の強さはわからないが海岸沿いの道は強風との戦いだった、変速ギアをローにして、立ちこぎしてやっと時速10Kだ、足と両腕にかなりの負荷がかかっているのがわかる。おまけに、股づれをおこして股間がひりひり痛みだした、久しぶりのロングツーリングなので股間の皮膚が弱くなっていたのだろう。途中何回も休みをとり、ようやくスタート地点に辿り着いたのは出発から3時間後だった。自宅に帰り、サザエのつぼ焼きを肴に焼酎を飲んだら、苦しかった帰りのポダリングがうそのように思えた、そして、また行こうと思った。走行距離50キロを自分の足で走った、車では絶対味わえない自転車ならではツーリングの達成感に満足して今夜はグッスリ眠れる事だろう。

Qちゃんありがとう!

2008-03-10 22:31:44 | 昭和
昨日の女子マラソンは高橋尚子の話題で持ちきりだった。ワースト記録にも関わらず、最後まで走りぬいた彼女に大きな声援が飛び交うのを見ながら思わず目頭が熱くなった。そして、思った、この人は本当に走るために生まれてきた人だと、これからは記録とかに関係なく、走る事を楽しんで欲しい、そして後進の指導に当たり次期ゴールドランナーを生み出して欲しい。昨日のレースで優勝した本人がだれだか判らなくなった。最後にトラックを走るQちゃんの印象が強烈だったからだ。マラソン史に残る高橋尚子、沢山の感動有難う!

「戒厳令の夜」

2008-03-02 08:49:26 | 昭和
昨夜 店の前の道路が異常に渋滞していた、外に出てみると自衛隊の大型輸送車がハザードランプを点けて何台も停車していた。それは向かいの大型SCの駐車場の入り口をふさぐような格好で止まっているのでさらに渋滞に拍車をかけていた。そして、迷彩服の上下にヘルメットをかぶった自衛隊員数十名が必死に交通整理をしているのだが、慣れない交通整理で渋滞は解消される気配はなかった。渋滞の訳は大型輸送車の突然のエンストだった。後続のトラックが前に出て牽引きロープをかけて車はやっと道路の左端に移動したが、運の悪い事に左側の道路は工事中で車が通過出きる幅は確保されなかった。そのため、渋滞は一向に収まらなかった。自衛隊の要請を受けた数台のパトロールカーが現場に駆けつけ交通整理をしたのだが、大型輸送車がそこにいる限り渋滞は解消されない。必死に車の修理をしている自衛隊員を見ながら、「もし、これが大型輸送機だったら確実に墜落していたはずだ、この国の自衛隊は大丈夫なのか?」と不安がよぎった。自衛隊の数台の大型輸送車と交差点に配置された自衛隊員そして赤色灯をつけたパトカー、まさに戒厳令の様相だった。そして、車の修理が終わって、彼らが撤収したのは午後8時過ぎ、一時間半に及んだ戒厳令が解除された。