なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

高倉健のお母さんも頭の低い人だった

2014-11-19 13:38:30 | 昭和
 我が郷土の星「高倉健さん」が亡くなった。テレビ各社では異例の特番を組んで健さんの事を報じている。いかに「健さん」が偉大な人だったんだと改めて感じた。
 今から約30年位前に僕の知り合いの宅急便のドライバーは八幡西区の香月地区の荷物の集配をやっていた。香月にはその当時「健さん」のお母さんが住んでいた地区である。
その家に毎月定期的に届く荷物があった。荷物の依頼主は「小田剛一」つまり、高倉健さんだった。荷物を手渡すときに健さんのお母さんは「いつも 剛一がお世話になります。とふかぶかと頭をさげて荷物を受け取ると言う話をよく聞かされた。毎日各家庭に何十個もの荷物を届ける彼が言うのには「あれほど感謝して荷物を受け取る人は小田さんだけ」。
昨日健さんの訃報を聞いて30年前の知人の言葉を思い出した。この母にしてこの子あり健さんの実直で礼儀正しい人柄はお母さんから受け継がれたのだと思った。