昨日、セブンアンドワイのＨＰを見ていたら、１９７５年の拓郎・かぐや姫のつま恋のコンサートのＤＶＤが売り出されていた、即、注文した。かなり人気があり、在庫が少ししかないらしいが今朝のメールで数日以内に届くと連絡があった。３０年前のあのコンサートが蘇るのだ、あの時のコンサートは主催者のヤマハから招待状をもらっていた、当日どうしても行けず、部下にチケットを譲ってしまった。あの時万難を排してでも行くべきだったと後悔した。１９７５年（昭和５１年）は僕が結婚した年でもある、Ｋ無線の店長として活躍し、我が世の春を謳歌していた年でもある。Ｋ無線のコンポの視聴室には拓郎やかぐや姫など当時の人気グループのレコードが何枚も置いてあった。中でも、拓郎の人気は凄かった。ＪＢＬのスピーカーを売りたかったら拓郎のレコードを聞かせると、直ぐにＪＢＬが売れる、井上陽水だとだめなのだ。高域の声が高い陽水の声は、高域特性の優れたＪＢＬではかなりうるさく感じた、拓郎のちょっとひなびた声がＪＢＬにはよくあっていた。ＤＶＤ早く見たい、３０年前にタイムスリップできそうだ、そして、オーデイオにつないでもちろんスピーカはＪＢＬに切り替えて聞くつもりだ。
煙草をやめて本日でちょうど４年経過した。それは、禁煙ガム「ニコレット」を噛みだした日でもある。毎日煙草が吸いたくなったらそのガムをあごが痛くなるまで噛み続けた。そして、いつの間にか煙草の事を忘れていた。一ヶ月もしないうちに完全に禁煙できたのだ。一日２箱吸うヘビースモーカーとおさらばできたのだ。以来、煙草は一本も吸っていない。禁煙の効果は病院での血液検査でも良好な結果がでた。時を同じくしてはじめた運動も相乗効果をあげ。体力も以前よりついた。禁煙して一番喜んだのは家族だった、「部屋が煙草臭い、外で吸って」と言われその度に外で吸ったり、ベランダに出て吸ったり、煙草迫害を受けていたものだ。唯一喫煙が出来るのは自分の書斎だけだった。その書斎の柱には今でもニコチンの跡が残っている、年に何回かする書斎の大掃除で柱を拭くと雑巾にニコチンが付着する、ニコチンは年数が経過しても消えないのだ思った。だとすると、３０数年吸った僕の肺に中にはまだ、ニコチンが残っているのかと思う。まあ、書斎の柱と人間の肺を同じ視点で見るのは間違っているのかも知れないが僕の肺胞の片隅にはタバコを吸った痕跡は確実に残っていると思う。しかし、４年前に禁煙に成功して本当に良かった、昨年の春、同業者が肺がんで亡くなった、彼もヘビースモーカーだった、まだ４８歳、残された家族の姿がかわいそうだった。
車を売却したので車買取センターが代車をもってきた。トヨタの普通車だ。３日たってもなかなか車になじめない、ＳＵＶの高い運転席での視界に長年なじんでいたので普通車の地を這うような運転席がかなり低く思える。トヨタ車のパーキングブレーキは左足で踏み込み式だ、これも、ハンドブレーキに慣れたものとしては扱いにくい、坂道発進などは近所の坂道で練習したほどである。それと、外車はハンドル左のレバーに方向指示器やワイパーのスイッチがあるので右折、左折時に左レバーに手がいってしまう、雨でもないのにワイパーが動きだして「ハッ」としてしまう。新車の納車まであと２週間あるのでそれまでには代車にも慣れると思うのだが、これまで乗りなれた愛車の乗り心地がなつかしくなって来る。今度はミニバンなので運転席も高くなり視界もよくなる。新車が待ち遠しい。
選挙が終わった、蓋を開けてびっくりした、自民圧勝である、刺客とかマドンナとか演出効果抜群でしかも、投票率は過去最大だった。もう、小泉首相の天下である、郵政も年金も増税も自民の思うとおりだ。しかし、民主党にはもっと頑張って欲しかった、政治の勢力比率は半々位がちょうどいい。反対するものと賛成するものが徹底的に議論して事態は動くのが理想だと思うが今回の自民圧勝では反対意見は無視される事は必至である、もう、郵政法案は成立同然と新聞には書いている。今度の自民圧勝は本当に国民にとって意義のあるものだったのだろうか？しかし、改革加速で株や円が急騰している、景気がよくなる事は賛成なのだが・・・・複雑な心境である。
本日４年間乗った僕の愛車を手離した、新車購入の為である。アメリカフオードのＲＶ車だ、アメリカでは人気ナンバーワンのＳＵＶとして人気があるが日本ではマイナーな車だった。ところが冬ソナのヨン様がドラマで乗っている車と言う事で一躍日本でも人気ナンバーワンのＲＶ車の地位を確保した。自分の乗っている車が有名になるのは悪い気はしないが昨年我が愛車が駐車場で盗難に遭いそうになった、運転手席のガラスが破られた、車内には荒らされた跡はなかった。明らかに自動車窃盗団の仕事だった。しかし、イモビライザー仕様のエンジンなので自動車泥には手も足も出ない。だが、ガラスの交換費用６万８千円の負担痛かった。そして、今年の春には点検に出したデーラーの修理工場でハッチバックのガラスドアがまた破られた、同じ車が２度も狙われたのだ、こんな事ってあるのだろうか？その時のガラス交換費用はデーラーの負担となったがハッチバックのガラスの交換は１０万円を超えると聞いた。その時思った、４年前この車を買ったのは日本ではあまり名を知られていないから買ったのだ、それが、あのヨン様と同じ車、同じ年式、しかも同じ塗装色と言う事でＨ１３年式の人気は中古車市場でも売り手市場となった。ここが「潮時」と僕は思った、車買取センターに見積もりを依頼したら直ぐに担当者が来た。翌日買取金額の回答があった。「０百万○十万です、新車が来るまで代車をお貸しいたします、ぜひお売りください」と言うではないか。凄い！実はその前の車も同じアメリカのＲＶ車だった、新車から４年目で新型に買い換えた。その時の買取センターの査定はひどいものだった。「フォードエクスプローラーは日本では人気ないんですよね、これがグランドチェロキーだったらもっといい値段が出せるんですがね」。そして、僕はデーラーに下取りを出して、新型車に乗り換えた、今から丁度４年前の事である。ヨン様効果は凄いと思った、そして、僕はヨン様人気にあやかって車を高く売ることが出来た。「ヨン様 ありがとう！」。外車には通算８年、２台乗り換えた。確かにエンジンのトルクは凄い、安全性、特に鉄板の厚みなど国産乗用車とは格が違う、しかし、燃費が悪い、トラブルが多い。これも車を手離す理由の一つだった。外車を乗っている人達が感じている不満だ。しかし、いい車だった、ほれぼれするような外観と性能だった。だが、経済的な事を考えると外車にはもう乗りたくない。今度はトヨタのミニバンを買うことにした、自転車が立てたまま乗せられて、座席はフルリクライニング出来る、テレビ、やＤＶＤも前・後席２台もついている、まるで動く応接間だ。今月末の納車予定である。
役場に行って来た。時間はお昼ごろ、役場の窓口の一番すいている時間帯だ。僕は印鑑証明申請の用紙を書いていた。その時用紙記入台の周りをうろうろしている女の人がいた、何か正面を見据えて落ち着かない様子が気になった。役場の人も気になったのかその人の前に来て「何かお探しですか？」と尋ねた。「あのう、....届け用紙が欲しいのです」殆ど聞こえない程の小さな声だ、役場の人は「あのう、なんの届け用紙ですか？」と再び問いかけた、すると今度は「離婚の届け用紙です」とはっきり聞こえた。僕は聞いてはいけない言葉を聞いたような気がして、印鑑証明の用紙を書き終えて窓口に移動した。役場の人は女の人を受付の椅子に座らせて説明をはじめた。女の人は始終うつむいて話を聞いていた。年の頃は３０歳代半ばだろうか、化粧気のない顔、髪を後ろに結んだだけの何の飾り気のない風貌のその人が今「人生の選択を変更しようとしている」何か、彼女の背中にある種の悲壮感さえ感じられた。どんな理由で離婚を選択したのか知る由もない。彼女に子供がいるとすれば小学校低学年か、親兄弟は何と言っているのだろうかと僕はつまらない想像をした。印鑑証明書を受け取ると僕は何も見なかった、聞かなかったようなふりをして役場を後にした。彼女は一番役場の空いている時間を見計らって窓口に来たのだ、人に見られるのはイヤだったはずだ、やはり、離婚は恥ずかしい事なのか。数年前には周囲から祝福されて結婚したはずだ、それが、数年後に破綻した。今の彼女の心理状態は彼女の表情が物語っていた。迷いに迷って役場に来たのだろう。離婚後は男性よりも女性の方が強く生きていると言う。女手一人で子供を育てあげた女性が後年幸せになっている人を僕は何人も知っている。やはり、女性は強いのだ、役場の彼女も強く人生を生き抜いて欲しいと思った。
昨日は台風のため臨時休業した。台風や大雪の日は毎年臨時休業することにしている。だから、台風の進路は常にインターネットで確認している、台風の日は休業する事を取引先などに連絡しなければならない、張り紙も作らなければならない。仕事場の裏に積み上げているダンボールなどにも飛ばないようにブロックを置いたり、台風上陸前日は結構いそがしいのだ。だが、台風当日は休みだからゆっくり出来る。しかし、今度の台風はニューオーリンズのハリケーン被害が頭にあったのでいつもの台風の時よりも緊張していた、停電に備えて、懐中電灯の電池を確認したり、車庫の車を前進で出せるよう車の向きを変えたりといつもの台風よりも慎重に対処した。もし、遠賀川が決壊したら水はこのあたりまで押し寄せるだろう、そしたら、最低限の荷物と家族を車に乗せて高台に非難すればよい。そこまで考えた、実は遠賀川は昭和２８年に決壊して多くの死者が出ている。今度の台風１４号の雨と風はかなり凄いとテレビでも特番を組んで終日流していた、だから、最悪の場合は遠賀川決壊もありうると予想したのだ。しかし、昨夜から風も雨もピタリと止み静かな夜が訪れた。台風の速度が速まり、予定時間より早く通過したのだ。よかった！何事もなく台風は去った。朝、職場に行くと床が水浸しになっていた、しかし、ワイパーで外に水をかき出すだけですぐにかたづいた。やはり、昨日の雨は強烈だったのだ、これまで雨が建物の中に進入したことはなかった。鹿児島や四国の土砂災害を思うと、北九州は自然災害の少ない所だと思った、地震も関係なかったし、台風の被害もなかった。やっぱり住みやすい町なのかも知れない。
台風１４号の北部九州直撃は間違いないらしい。今度の台風１４号をアメリカのハリケーンと重ねる人もいるが、ルイジアナの惨事は堤防破壊による高潮が原因だ少なくとも九州でルイジアナのような環境の町はないから比較するのはどうかと思う。今度の台風は速度が遅いのがちょっと気になる、今夜南九州に上陸して速度をあげてくれれば明日の午前中には九州を抜けると思うのだが、こればかりは、台風に聞くしか方法がない。明日は仕事を「臨時休業」する事に決めた。交通機関は運休、高速道路は閉鎖、仕事にならない。だから、明日は休む事にする、台風が長引いたらいけないので、食料の備蓄をした。そして、焼酎の備蓄する事も忘れなかった。備えあれば憂いなしだ。そうだ、懐中電灯の電池も買っておこう。何事もなく台風が去って行くことを願っている。そして、台風が過ぎたら本格的な秋到来である。
福岡市天神にあった「ブルーノート福岡」が撤退したと聞いた。ブルーノート福岡には２回ほど行った事がある、最後に行ったのは４年前のチックコリアカルテットだった、演奏者の息が肌に触れるほどの距離でジャズの生演奏を聞けるのは凄い興奮だった。ウイスキーの水割りをちびちび飲みながら聴くジャズの生演奏は最高だった。その前に行ったのはベンチャーズだった。目の前でエレキギターを神業のようにあやつるノーキーエドワーズやボグ・ボーグルのギターテクニックにみんなアルコールのせいもあり酔いしれていた。あの、ブルーノートが無くなったのか、さみしいな。決して広いとはいえない地下の店で生演奏に酔いしれた頃が懐かしい。もともとはジャズメンの登竜門だったニューヨークブルーノートが発祥の地だった。ブルーノートで有名になれば世界で有名になれると音楽家特にジャズメン達にはあこがれの店だった、「ブルーノート福岡」は僕の記憶の中で封印された。そして、ジャズ発祥の地アメリカニューオーリンズが今世紀最大の災害に見舞われている。あれだけの災害なのにブッシュさんが被災地を訪れたのは２日後、専用ヘリを持っているのに何故だと言いたい。カメラに向かって窮状を訴える黒人達の映像に胸が詰まる。ジャズはもともと奴隷として売られて来たアフリカの黒人達の魂の音楽である。僕もジャズが好きで時々聞いている、その音楽には自由がある、決まりなどない、楽器が人の気持ち自由に歌っている、先程、オスカーピータソンのレコードを聴いた。いつもより悲しげな音に聞こえた。
８月末まで大忙しの毎日だった、日記の更新をする余裕などなく、酒を飲んで倒れるように就寝するような毎日だった。まあ、忙しい時も暇な時も同じ人員で仕事に対処するわけだから忙しい時はその経営者が後を継がねばならない。９月に入って暇になったので本日は夕方まで仕事をＯＦＦにしておとぎの杜に行った、風呂に入る事が目的だが散髪をすると言う目的もあった。ここはヘアーサロンがあり、僕は昨年春から毎月一回ここを利用している。安い、早いが魅力のヘアーサロンである。料金は１０５０円、所要時間は１０分以内、洗髪も髭剃りもなし、僕の性格にぴったりのヘアーサロンである。以前は近所の散髪屋に行っていたが待ち時間と所要時間が一時間半位かかっていた、その毎月一回の一時間半の時間がもったいないと思っていた。そのサロンに行きだしてから他の散髪屋には行きたくないと思った。本日２ヶ月ぶりに顔を出した。そして、風呂に入り洗髪して食事処で一杯のみ食事をした、入浴料と散髪代そして昼ごはん代を合わせても普通の散髪屋さんの料金と比べるとおつりが来る。食事が終わって休息所で昼ねして又風呂に入り職場に戻ったのは４時だった。風呂に入って散髪して昼ごはん食べて３０００円でおつりが来た。久しぶりにのんびりした一日が過ごせた。