なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

菜の花は満開だった

2007-02-27 17:21:49 | 昭和
遠賀平野の菜の花やレンゲ畑は最近有名になった。農家の人たちが農閑期を利用して菜の花の種を畑にまいておとづれる近隣の人たちの目を楽しませている。昨日近くを車で通りかかったら菜の花が満開だった。「いかん、明日写真を撮りに行こう」と本日MTBで菜の花畑に繰り出した。MTBなので畑のあぜ道やデコボコ道も平気だ。頼もしい自転車である。しかし、2月末に菜の花が満開とは驚いた。
遠賀平野は一面畑が続いている、遠くは皿倉山から福知山、若松の石峰山まで見える、視界をさえぎるものがないから空が広い、僕の一番好きな場所である。大きな農家の家の横にはその家の祖先代々続いている墓地もある、年号を見ると「天明何年」と石に刻んである、西暦1770年頃だから、江戸時代中期の墓である。そんな数百年前の時代の人々の生活を思うと歴史ロマンに浸れる。

春のツーリング

2007-02-26 16:55:36 | 昭和
本格的な春が来てしまった。久しぶりに自転車でツーリングに出かけた、金山川から瀬板の森を巡って竹末から引野そして相生町によって「七福寿司のいなりと巻寿司」を買って永犬丸のスポーツジムの駐車場に戻って来たのは2時間後だった。やっぱり春はいい、いつもの年だったら2月の末は寒さに震えて自転車どころではないはずだ。それが一ヶ月も早くのんびりツーリング出来た。
 久しぶりに雑踏の中を走ったが、町は車であふれている、信号のない横断歩道に差し掛かっても止まる車などない、「車優先」と思い込んでいるドライバーのマナーの悪さに改めて怒りを覚える、いつまでも途切れる事のない車の連続に思い切って歩道を渡りはじめてたら急ブレーキをかけて止まった車がいた。「渡らせてくださいませ」と手を挙げても止まる車などないのだ。「轢いてみるなら轢いてみろ!お前の孫の代までたたるぞ!」と言う気持ちになる。街中や車の往来の激しい道路を自転車で走るといつもストレスがたまる。マナーの悪いドライバーが多すぎるからだ、そんな事を思いながらペダルを踏んでいたら、ラジオで「中間市の市道で横断歩道を自転車で渡っていた老女が法定速度の倍の速度で走って来た軽乗用車にはねられ死亡」とのニュースが流れてきた。また、自転車がやられた。横断歩道で歩行者や自転車を跳ねて死傷させた事故の加害者は予想以上の厳罰に処されるのを皆知って運転しているのだろうか?僕の近所の人の話だ、彼は左折中に横断歩道を渡っていた歩行者を跳ねて死亡させてしまった。当然免責の割合はゼロ:100だ。被害者遺族の言いなりである。保険でカバーできない保障金の請求や被害者家族から受ける精神的な追及に耐えかねて彼は首吊り自殺に追い込まれた、半年後に結婚式を控えた26歳の青年の話である。今から10年前の話だ。歩行者と自転車にはくれぐれもご注意を。

生活のサイクルが変わった

2007-02-24 12:13:11 | 昭和
断酒生活が始まってから生活のサイクルが変わった。飲酒しなくなって寝る時間が午前3時位が当たり前になった、以前は12時前だったので自分の持ち時間が3時間増えた事になる。まず、仕事が終わって家に帰ると少し休憩してから、別部屋に備え付けのウオーキングマシンと固定バイクで合計1時間あまり運動するようになった。テレビを備え付けているのでDVDをみたりテレビを見ながら運動するので以外と早く時間が経つ。それから、風呂にゆっくり入り、居間に落ち着くのは午後10時である。それから、ニュースステイションを見て、寝室に入るのが11時である。飲酒生活の時はその時間帯は焼酎を飲んでいい気分になっていた。それからベットに入るのだがその時間に床に入っても眠気は全くない、本を読んだり、パソコンを開いたりしているとすぐに1時過ぎになる、飲酒してベットに入って本など読んでいた時は数ページで眠りに落ちていたものだが酒なしで本を読むと結構長くしっかり読んでいる。ちなみに、今読んでいる本は島崎藤村の「夜明け前」を読んでいる、かなりの長編だが、幕末の中山道の宿場町にタイムスリップするような気持ちになる。断酒生活で思わぬ所で自分の時間が持てた事がうれしい。午前3時に就寝して午前8時起床で睡眠時間は5時間だが、目覚めはさわやかだ。熟睡できている証拠である、「熟睡するためには昼間の運動よりも夕方から夜遅くにかけての運動と入浴が効果がある」と知った。それを忠実に実行しているだけだ。
 我が家の台所の隅に置いている焼酎のペットボトルの焼酎がこの10日間全く減っていない。当然この間買ったばかりのアルコールチェッカーも必要ない。

睡眠4時間

2007-02-22 18:39:48 | 昭和
断酒を開始して一週間経過した。その間2度ほど飲んだ、飲んだと言ってもウイスキーをおちょこで2杯と焼酎を合計で一合位である。以前の飲酒量から比べると天地の開きがある。ところが飲酒をしなくなったお陰で睡眠不足で悩まされるようになった。酒なしでは眠れない体質になっていたのである。思えば30年以上晩酌は年中無休で続いてきた。ネットでアルコール依存症を検索してテスト項目にチェックを入れると「アルコール依存症です」と答えが返ってきた。一晩に飲む量がたとえ一合から2合であろうとも、毎晩飲酒だとアルコール依存症なのである。
 その睡眠不足なのだが以前は晩酌が終わってすぐに眠りに就くことができた、毎晩11時から12時前には直ぐに眠る事が出来た。しかし、酒を断ってから寝る時間が午前2時を過ぎるようになった、昨夜などは3時半だった。布団にじっとしているとますます目が冴えてくるので起き上がって本を読んだり、水を飲んだり、眠気が襲ってくるまでじっと待つことにしている、その入眠時間が大体午前2時から3時半なのである。起床時刻は8時だから睡眠時間は4時間位である。目が覚めても熟睡感はない、断酒前のさわやかな目覚めはこの一週間全くない。しかし、30数年続けて来た飲酒習慣がたった一週間で改善出来るわけなどない。やはり、3ヶ月いや半年単位の期間がかかるに違いない。断酒生活による睡眠障害を克服した時が断酒成功だと言える。ここで酒を己の意思で自由にコントロールできなければ、肝機能やそれに関連した臓器の数値は良くならない事が分かっている。今までの断酒の動機とは全然違う。さて、今夜は焼肉屋で飲み会がある。「飲もうか、飲まないか」迷っていると皆が言った「寝る前やないけいいやん、寝る間の晩酌が一番身体に悪いとよ」の言葉に勇気付けられた。よし、今夜は酎ハイを2杯だけ飲もうかな。

入居記念日

2007-02-18 23:58:28 | 昭和
2月18日は僕たち家族にとって忘れがたい記念日である。何の記念日?かと言うと、現在の新居に移り住んだ日なのである。今年で11回目の入居記念日である。自営業を営んでちょうど10年目にして夢がかなった日なのである。毎年この日が来るとこれまで辿って来た道のりを思い出す日でもある。「40歳半ばを過ぎても家もない旦那」などと嫁方の兄弟達から馬鹿にされた屈辱を晴らした日でもある。僕たち家族はこの日を永遠に忘れないだろう。

断酒一時停止。

2007-02-17 10:53:40 | 昭和
昨夜は寝る前に風呂に入り、床には11時頃に入った、PCソフトの本を読みながら、段々入眠モードになってきた。昨夜の睡眠不足のせいで今夜はそのままぐっすり眠れるはずだった。ところが時を同じくして家の前の道路をバイクの暴走族が単独でアクセルをふかしながら周回しだした。最近このあたりも家が増えて「命知らずのバイク高校生」が増えてきた。しかし、昨夜はかなりしつこく周回しだした、いつ去るのだろうかと時計を見たら12時過ぎていた、そして、いつのまにか眠りについていた、一時間後再びすざましいバイクのマフラー音で目がさめた。これには、頭にきた、外を見ると250cc位のバイクが2台で走っている。これは、我慢できん!、すぐに「110」に電話した「暴走バイクが今夜は異常にうるさい、検挙して欲しい」と電話したのだ。それから、5分もしない内に赤色等を点滅させながらパトカーは周囲を検索しだした。暴走族は赤色等を見るなり退散したと思って安心していた。ところが、パトカーがいなくなった瞬間に再び、猛烈な爆音を出しなら周囲の住民を威嚇しだした。警察に通報した住民に対する挑戦のように聞こえた。暴走族も馬鹿ではない、赤色灯を点けてはしるパトカーの前に現れるわけがない、こんな時は覆面パトで警らすべきだ。それから、目が異常に冴えてますます眠れなくなった僕は、年末に少し残っていたウイスキーに手をつけた、昨日、バレンタインでもらったチョコをつまみにシングルで3杯位のんだ。断酒2日目にして挫折してしまった。そして、やっと就寝できたのは午前2時を過ぎていた、これで、2日連続の睡眠不足になった。暴走族のお陰で断酒目標が早くも挫折した。また、明日から第二次断酒生活に挑戦予定だ。今度は耳栓をつけて寝るか!

断酒初日

2007-02-16 17:31:34 | 昭和
昨夜は酒なし夜の第一日目だった。「多分、明日は睡眠不足になるだろうな」と言う予測は当たった。普段どおり、11時過ぎに床に入るが目が冴えて、眠りに付くことは出来なかった、そこでパソコンソフトのイラストレーターの書籍を取り出して読むことにした。実は普段9時から就寝まで焼酎を飲みながらDVDを見たり、テレビを見たりして過ごすのだが、これから長い「断酒生活」の中で何かもっと身につく物を勉強したいと思ったのだ。それなら、仕事や趣味にも使える、イラストレーターとフォトショップのテクニックをもっと身に付けたいと思ったからだ。これらのソフトは使い始めて7年位になるのだが、レベルは初心者並みのレベルから抜け出す事が出来ないでいた、せめて中級クラスまでレベルを上げてもっと販促の仕事に応用したいと思った。そして、パソコンの画面と本を見ながら12時が過ぎ、1時が過ぎても一向に眠気はこない。やっと眠くなったのは午前2時だった。しかし、その3時間後には目が覚めてしまった。それから7時までうとうとしながら、夜が明けた。昨夜の睡眠時間は3時間だった。断酒して3日位は睡眠不足との戦いである、以前30日間断酒した時と同じパターンである。20歳から酒を飲み始めて早くも38年経過した、年中無休の飲酒生活、さすがにこの年になると肝臓が危険信号を出すのだと思った。昨日医者からもらった検査結果の数字を見ながらつくづく年を取ったものだと再認識した。「もう、若くない、しかし、年寄りでもない」。「団塊の世代の定年」とは言っても僕は自営業だから、定年はない、まだまだ現役で頑張らなければならない。

断酒をせねば

2007-02-15 17:11:09 | 昭和
先日医院で受けた血液検査で赤信号が点滅した。肝機能γGTPと尿酸値がレッドゾーンに入っていた、おまけに血液がドロドロであると指摘された。最悪である。過去にもγGTPは何回か指摘され、その都度断酒して再検査してほぼ正常値に戻っていた。今回の検査を受ける前はアルコールチェッカーのお陰で飲酒量はかなり減っていたので肝機能の検査だけは自信があった。しかし、結果は無残なものだ。医師は「酒を控える事が出来なければ断酒しなさい」と言われた。その時たけしの「本当に怖い家庭の医学」のVIP席に座ったような心地になった。医院を後にしながら考えた「まだ、しなければならない仕事がある、倒れたらどうするのだ、酒をやめて元通りになるのなら断酒なんて辛くないはずだ、6年前に医者から禁煙を強く勧められ、禁煙に成功したではないか」。そんな訳で本日から「断酒宣言」をします。酒の誘惑に負けそうになったら今日のブログを読み返します。

暑い2月

2007-02-12 17:35:37 | 昭和
午後から車を洗って、ワックスをかけた。それから、庭の草取りをした。洗車と草取り、この作業を2月に行ったのは今日がはじめての事だった。午後の太陽の下で草取りをしたりワックスかけをしながら汗が出た。この日差しは2月の日差しではない4月の日差しだ。例年だと一年で一番寒いこの2月に車を洗ったりしない。そして、2月に庭の雑草が生えてくる事もなかった。やはり、今年は冬なし年だ。この冬なし年が今年だけの現象であって欲しいと願う。寒い時は寒くなって欲しい。経済もこの暖冬でおかしくなっている。そして、来年いつもの寒い2月が来た時、キット思うだろう「去年の冬は暖かでよかったな」と。

冬なし年の逆襲

2007-02-08 14:02:03 | 昭和
今年は冬のない「冬なし年」になりそうだ。例年なら2月初旬が一番寒いはずなのに今年はイキナリポカポカ陽気の春が来てしまった。寒いのが苦手の僕にとってこの陽気は熱烈歓迎である。町行く人々の服装も表情も何故か明るい。灯油代やエアコンの電気代も節約出来て、冬物衣料は既に投売りをはじめているし、野菜類も大幅に値を下げている。しかし、喜んでばかりではいけない。自然界のしっぺ返しは必ず襲ってくるに違いない。暖冬をもたらした原因は北極圏の冷気が大きくなりきれないのと赤道付近の海水温の上昇だと報じられている。この傾向がさらに続くと今年は台風の当たり年になると予想する人がいる。海水温が上がり、氷が解けて水面が上昇しているときに大型台風がくればどのような災害になるのか容易に想像できる。冬なしのこの2月を喜んでいる間に自然界は人類に逆襲するための爪を研いでいるのかも知れない。「どうぞ何事も無く平穏な一年でありますように」と願かけるしかない。