なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

遺体切断事件

2007-01-16 14:11:17 | 昭和
昨年末からマスコミを賑わせている遺体切断事件が毎日テレビで報じられている。この事件の容疑者が逮捕されたと知った時、今から10年ほど前に僕の住んでいる遠賀郡のある住宅で起きた「夫殺害・コンクリート詰め事件」を思い出した。僕の住んでいる家の2ブロック先の住宅での事件である。あの時はマスコミや警察車両で付近の道路は埋め尽くされていた。八幡西区で魚屋を営む夫婦は商売も軌道にのり遠賀郡に一戸建ての住宅を建てた、夫婦仲もよく一家円満の家族だったらしい。その奥さんは小柄ながら、スタイルもよくなかなかの美人だった、その魚屋が繁盛した背景にはその妻の美貌で男性客の心を魅了したのである。実際、僕も彼女の風貌を見て「何でこんな美人が魚屋?」と思わせるほどの色気と美貌の人だった。程なく、彼女は年下の男性と恋に落ち「愛の逃避行」に走ってしまった。妻の行方を捜して、夫はテレビの公開捜査にも二人の娘共々出演して、妻の帰りを訴えた。テレビ公開捜査のお陰で妻の所在が判明して妻は遠賀の家に戻ってきた。それから、一年もしないうちに今度は夫が失踪?してしまった。その後その家から妻と子供の親子三人は引越ししてしまった。夫の母親は空家になった家を人に貸すため家のリフォームを業者に依頼した。業者が床下のコンクリートから人の足が白骨化して露出しているのを発見した。これが床下コンクリート詰め殺人事件として全国に大きく報道されたのである。
 この事件と今回の新宿の事件は共通点がいくつかがある、夫を殺害した妻が人目を引く美人だったこと、そして、二人の妻とも夫からの執拗なDV被害にあっていたこと。そして、新宿の妻は泥酔した夫を殺害後バラバラに切断して分散して遺棄した事、遠賀の妻も泥酔いした夫を殺害後床下に穴を掘り上からコンクリートを流して固めその後一年近く親子で何事もなかったかの様に生活していたこと。夫に対する死後にまで及んだ女の復讐なのだろうか。あれから10年、あの遠賀の家は取り壊され新しい家が建っている。そして、最後の共通点は殺害された夫の出身地が共に北九州だというのも何か因縁めいたものを感じた。

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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-06-17 02:53:23
突然すみません
遠賀町の殺人事件ですが年月
ご存知ですか?
不思議な体験をしまして
6月でしょうか?
6月になると思い出すのですが?
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Unknown (まお)
2020-05-28 15:48:44
同じ様な事件遠賀郡に住む男性から聞きました。多分その男性が年下の男性だと思います。何処の雑誌だったか覚えてないですけど、インタビューを受ける後ろ姿が映ってました。これ俺みたいな自慢?してたのでよく覚えてます。何処の雑誌か分かれば詳細なんか分かるかな?
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Unknown (みかん)
2024-03-20 00:21:22
死体が埋まった上で、溜まり場になってたから遊んでた事を思い出しました。
旦那からのDVも、悪いけど家の中は散らかり放題で、娘の男友達とも身体の関係持ったり娘と万引きしたり旦那にDVされる理由もあったんだと思います。
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